#概要
Raspberry PiでEthereumクライアントを動かす方法。
フルノードでもライトクライアントでも動かせます。
#手順
- Raspbianをインストールする
- Gethのバイナリファイルをダウンロードする
- Ethereumのテストネットに接続する
##1. Raspbianをインストールする
こちらの記事を参考にDebian系OSのRaspbianをインストールする。
##2. Gethのバイナリファイルをダウンロードする
Raspberry PiのCPUアーキテクチャを以下のコマンドで確認します。
$ uname -m
//例
armv7l
こちらのサイトからGethのバイナリファイルをダウンロードします。
Linuxのタブを選択して、所持しているRaspberry Pi のCPUのアーキテクチャにあったバージョンをダウンロードします
以下のコマンドで解凍してgeth本体が置いてあるディレクトリに移動します。
$ tar -xf ダウンロードしたファイルのパス
$ cd 解凍したファイルパス
以下のコマンドでgethをインストールします。
$ sudo mv geth /usr/local/bin
インストールできたかを確認します。
$ geth version
各種環境の情報が表示されたらOK。
##3. Ethereumのテストネットに接続する
今回はライトクライアントでRinkebyに接続します。
$ geth --rinkeby --syncmode "light"
コンソールモードでEthereumテストネットと対話してみます。
$ geth attach ~/.ethereum/rinkeby/geth.ipc
試しに現在のブロック高を表示します
> eth.blockNumber
5034155
表示されたら成功!
#Happy Hacking !