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(多分)Uipathで一番簡単なWebhookチャット投稿

Last updated at Posted at 2023-03-10

■1.背景

最近別の業務でUipathを触れることが多くなりました。
勉強がてら、Uipath経由でGoogle Chatを使おうとしていたのですが……

「どこにも情報がない」

てかそもそもGoogle ChatのAPI情報が少ない。(Slackなら死ぬほどあるのに)
APIでチャット投げるってみんなしないのかしら……
どうにかしてGoogle WorkspaceのWebhook経由で使う方法とかないのかなぁと探すこと幾億年、ようやく見つけました。

動画はSlackのガイドではありますが、ちゃんとGoogleでも使えるので安心してください。

■2.実践

ステップは大きく3つです。
 1. Webhookを連携先のチャットから入手する。
 2. WebAPIのパッケージを導入する。
 3. JSON形式でチャットを送信する。


 ▼1 Webhookを連携先のチャットから入手する

GASを触ったことあるなら「なんだ、いつものか」になりますよね。
最近仕様変更が入って、WebhookURLは画像の通りアプリと統合の中に格納されています。
image.png
Google WorkspaceでBot作ったことないと戸惑うかもしれませんが、ポップアップのWebhookを管理から適当な名前を付けてWebhookを保存します。うまくいくとURLが出るはずです。
image.png
後ほどこのURLをUipathで使いますので、メモ帳かなんかに残しておきましょう。


 ▼2 WebAPIのパッケージを導入する

UipathからWebAPIのパッケージを導入します。公式のパッケージを使います。
image.png
ダウンロードが完了すると、HTTP Requestが使えるようになるので、シーケンスにぶち込みます。
この時設定がごちゃごちゃとでますが、無視して閉じて大丈夫です。かわりにプロパティからいろいろ設定をいじくります。
image.png
↑の図の赤枠で囲ったInputの中身を次のように変更します。

HTTP Request in Main.xaml
Accept Format : ANY
Request Method : POST
Request URL : "1で保存したWebhookURL"

WebhookURLであれば実はなんでもいいので、Slack, MS Teamsなど自身の使いたいWebhookを入れてください。WebhookURLの取得方法は各自でお探しください。


 ▼3 JSON形式でチャットを送信する

できる人はXMLでもいいです。メッセージ本体の内容を作って送り付けます。
ここではJSON形式について詳しい説明はしませんが、フォーマットの一部だと思っていください。

.JSON
"{'text':'textmessagehere'}"

↑をコピーして、Optionsbodyに格納します。
image.png

以上です。

あとはファイルを実行してみましょう。
image.png
成功ですね。ちなみに送るメッセージは変数を使って送ることもできます。事前にassignを組み込んでおけば、サブルーチンとしても利用できます。

.JSON
"{'text':'"+string_MessageContent+"'}"

■最後に

同一スレッドの投稿なども試したかったですがわからなかったです。
cURLとかでAPIを叩きに行った方がいいかもしれませんが、RPAは脳死でやりたいので本末転倒です。(保守や引継ぎとか考えるのがだるいので……)

活用方法などがあればぜひ教えてください~

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