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インストール編
パッケージを検索する
インストール可能なパッケージを探し出せるが、詳細な情報はわからないので、
yum info {package_name}
と合わせ技で使うことが多い。
yum search {keywords}
指定したパッケージの詳細情報を確認する
パッケージ名はyum search {keywords}
などで調べるとよい。
yum info {package_name}
インストール済みパッケージのパッケージ名を調べる
インストール済みなのはわかっているけど、正確なパッケージ名を忘れたときによく使う。
どのリポジトリからインストールしたかわからなくなったときにも使える。
yum list installed | grep {keywords}
{keywords}
にはパッケージ名と思しきキーワードを入れてる。
利用可能なリポジトリ一覧を取得する
/etc/yum.repos.d/***.repo 内に定義されているリポジトリを一覧表示する。
yum repolist all
指定したリポジトリからパッケージをインストールする
yum --enablerepo={repo_id} install {package_name}
パッケージを直接ダウンロードしてインストールする
例: karnel-develを直接ダウンロードしてインストールする
yum install http://vault.centos.org/6.4/os/x86_64/Packages/kernel-devel-2.6.32-358.el6.x86_64.rpm
削除編
パッケージの削除をテストする(dry run的な)
--nodeps
とか--noscripts
オプションを使って削除するときは事前に試しておくとよい。
また-vv
オプション(verboseオプション)をつけると削除時のrpmコマンドの挙動が細かく追えるのでオススメ。
rpm -evv --test {package_name}
依存性を確認せずにパッケージを削除する
yum remove
は削除時にそのパッケージが依存している他のパッケージも一緒に削除してくれるけど、
削除される依存パッケージが、全く別のパッケージからも依存されてるから消したくない!って時に使う。
ex) mysqlは削除したいけど、mysql-develは他からも依存されてるから一緒に消したくない
rpm -e --nodeps {package_name}
指定したパッケージをとにかく削除する
アンインストール時の前後に実行するスクリプトを実行せずにパッケージを削除する。
yum remove {package_name}
やrpm -e {package_name}
が失敗するときに検討してみる。
あまり安全な方法ではないので、事前に--test
などで安全性を検証した上で実行すべき。
rpm -evv --noscripts {package_name}