Docker の管理をシンプルなUIで行うためのOSS。
できることを確認してみた。
一言で言うと「だいぶ簡単で必要最低限なオペレーションはDockerホスト単独に於いては可能」
Swarm Clusterも対象とできるが今回は未確認
使うまでの準備
- Docker のホスト
- ローカルホスト:つまりportainerを同じホストで動かす
- リモートホスト:daemon 起動に -H tcp://0.0.0.0:2375 のようにLISTENしておく
- Portainer のインストール
- コンテナとして稼働可
- コンテナ使わず稼働可
ざっくりできること羅列
- ダッシュボードによるDockerホストの俯瞰
- Node Info(Hostname , Docker version , CPU , Memory)
- Containers
- Images
- Volumes
- Networks
- テンプレートからの起動
- 「App Templates」からカタログのような形で提供されているものからコンテナを起動可能
- コンテナの起動、停止、リスタート、削除、ポーズ、リジューム
- コンテナへの情報・ステータス確認、ログ確認、コンソールアクセス、ACL、イメージ作成
- ステータスはCPU,Memory,NetworkのUsageがグラフで確認可能
- プロセスも確認可能(ps出力的な)
- イメージ一覧、Pull、削除可能
- ネットワーク一覧、作成、削除可能
- ボリューム一覧、作成(ドライバ利用)、削除可能
- イベントログ
- Dockerホスト情報確認
- イメージレジストリの登録可能
- Portainerユーザの管理
- Portainerチームの管理
- Docker ホストの管理(Endopoints)
- Portainer画面のロゴやテンプレートなどのカスタマイズ
- コンテナ起動時にLabelをつけられてるコンテナに対して、それを指定しPortainerUIから隠すこともできる
他
- RANCHER Cattleのライブラリからデプロイし、利用することも可能