*オープンソースカンファレンス 2019 Fukuoka の発表をベースにしています。発表時点での個人的見解であります。
5つの視点からながめてみる・・・・
- ソフトウェア
- ポータビリティ
- エコシステム
- 金のなる木
- 縁の下の力持ち
ソフトウェア
- 両方ともオープンソースソフトウェア
- サーバOSとしてのデファクト「Linux」
- コンテナオーケストレーションとしてのデファクト「Kubernetes」
コミュニティがともに大きく、Linux は"The Linux Foundation" , Kubernetes は "Cloud Native Computing Foundation"が築かれている。
ポータビリティ
プラットフォームを選ばずに稼働ができる。平たく言うとどちらもいろんなところで動かす事ができる。
- 物理マシン
- 仮想マシン
- クラウドサービス
- 小さいデバイス(Embedded など、IoTなデバイス等)
エコシステム
単体だけでなく、周囲を様々巻き込むことで更に機能が強化されている。
- ディストリビューション
- プラグイン・モジュール等によるコア機能拡張
- パッケージ管理による機能拡張
金のなる木
エンタープライズベンダーは、自社プロダクトやサービスに採用し、価値を高めている。
- ハードウェアの接続環境への対応(外部デバイスとして◯◯◯対応など)
- ソフトウェアの提供形式への対応(各種手持ちのM/W の コンテナライズ/マニフェスト/サポート提供)
- クラウドサービス上での対応(as a Service)
縁の下の力持ち
"Linux" , " Kubernetes " はそれ自体は裏方・・・
- 大雑把にいうと”ICTインフラ”の部分に所属
- ”その上で”動かされるソフトウェアやサービスこそ”価値”があるもの
まとめの図
このように、すごく似ている、だから「クラウド界のLinux」と言われるのもうなずける!