LoginSignup
0

More than 3 years have passed since last update.

Kubernetes が”クラウド界のLinux”と表現される理由について考えてみる

Posted at

*オープンソースカンファレンス 2019 Fukuoka の発表をベースにしています。発表時点での個人的見解であります。

5つの視点からながめてみる・・・・

  • ソフトウェア
  • ポータビリティ
  • エコシステム
  • 金のなる木
  • 縁の下の力持ち

ソフトウェア

  • 両方ともオープンソースソフトウェア
  • サーバOSとしてのデファクト「Linux
  • コンテナオーケストレーションとしてのデファクト「Kubernetes

コミュニティがともに大きく、Linux は"The Linux Foundation" , Kubernetes は "Cloud Native Computing Foundation"が築かれている。

ポータビリティ

プラットフォームを選ばずに稼働ができる。平たく言うとどちらもいろんなところで動かす事ができる。

  • 物理マシン
  • 仮想マシン
  • クラウドサービス
  • 小さいデバイス(Embedded など、IoTなデバイス等)

エコシステム

単体だけでなく、周囲を様々巻き込むことで更に機能が強化されている。

  • ディストリビューション
  • プラグイン・モジュール等によるコア機能拡張
  • パッケージ管理による機能拡張

eco.JPG

金のなる木

エンタープライズベンダーは、自社プロダクトやサービスに採用し、価値を高めている。

  • ハードウェアの接続環境への対応(外部デバイスとして◯◯◯対応など)
  • ソフトウェアの提供形式への対応(各種手持ちのM/W の コンテナライズ/マニフェスト/サポート提供)
  • クラウドサービス上での対応(as a Service)

ki.JPG

縁の下の力持ち

"Linux" , " Kubernetes " はそれ自体は裏方・・・

  • 大雑把にいうと”ICTインフラ”の部分に所属
  • ”その上で”動かされるソフトウェアやサービスこそ”価値”があるもの

まとめの図

このように、すごく似ている、だから「クラウド界のLinux」と言われるのもうなずける!

link8s.JPG

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0