はじめに
こんにちは、Tsukasaです。
3/13,14と2日間に渡って開催されたAWS JumpStartに参加してきました。
今回はこのAWS JumpStartについて記事を書いていきたいと思います。
AWS JumpStartとは
AWS JumpStart は、新卒を含む AWS 初学者のエンジニアを対象とした、クラウドネイティブなテックリード人材を育成するための第一歩となる実践的な研修プログラムです。事前学習用動画と 2 日間の集中的なオンラインワークショップを通して、皆様の AWS に対する理解度を一気に引き上げることを目的としています。
このようにAWS JumpStartは初学者を対象にした2日間に渡るオンラインで行われる勉強会です。
私は全くもって新卒ではありませんが、AWSは初心者なので参加することを決めました。
また、毎年1回だけではなく、年に数回行われているようです。1回目は3/13,14でしたが、その後は
5/27,28,8/27,28,10/23,24と年に4回行われるそうです。
もし興味のある方は是非5月以降に参加してみてください!
事前学習
AWS JumpStartには事前学習があります。研修の1週間前に参加者に配布されますが、とにかく量が多いです。その量は全部で10時間分になります。基本は動画を視聴しながら勉強するスタイルです。
知っている内容も中にはあるかと思いますので、その部分はスキップしてもいいと思いますが、私は初心者なので一応全て視聴しました。
Day1
AWS JumpStartは朝の9時から18時まで昼休憩の1時間を除いてみっちり研修のカリキュラムが組まれています。
これだけ見ると昼休憩以外一切休憩がないように見えますが、適宜休憩はあるのでご安心ください!
Day1の最初は事前学習の振り返りからスタートします。
Webアプリケーションとは何なのかから始まり、AWSのアーキテクティングについて座学での研修となっています。
その後実際にAWSのハンズオンを体験することになります。午前中は主にEC2の構築を行います。私はEC2の構築そのものは初めてではなかったのですが、まだまだ慣れていないのでここでまた確認できたのはよかったです。
尚、座学もハンズオンも講師の方はAWSJの職員の方が行ってくださいます。AWSのプロなので、質問をしても丁寧にわかりやすく返してくださるので、ありがたかったです。
午後はALB,ECS,RDSのハンズオンになります。
私はECSの構築に大苦戦しました。
中々上手くいきませんでしたが、原因はDBのアウトバウンド設定がおかしかったことでした。こういったことも実際にAWSを触ってみないとわからないことなので、これもいい経験となりました。
その後講師の方からの解説があり、初日は終了となります。
Day2
2日目はクイズからスタートします。
クイズの内容は前日に学んだ内容が中心となっています。
前日に学んだことを再度確認できるのと、朝早いので頭の回転にもなるので、個人的にこの時間は良かったです。
そして2日目はアーキテクチャ図の作成を行います。
皆さんもよく見たことあるあのAWSのアイコンが集まったあの図です!(笑)
どういったアプリでどのような機能があるのかといった説明が事前にされて、それをまずは自分1人で作成をします。
その後お昼休憩を挟んでチームで一緒に課題を考える形になります。
内容につきましてはネタバレになってしまいますので実際に作成したアーキテクチャ図だけ下に載せます。
こちらが自分1人で作ったアーキテクチャ図です。
こちらがチームで作ったアーキテクチャ図です。
※1部モザイクをかけています。
こちらを見比べてみていかがでしょうか?
全然違いますよね?今回のJumpStartはこのチームでの活動が醍醐味だなと個人的に思いました。
私のチームは私を含めて5人のチームでした。
ほぼ全員がAWSを業務で使ったことない初心者チームでしたが、みんなで協力して上記のアーキテクチャ図を作ることが出来ました。
チームでアーキテクチャ図を作成する際、色々意見を出す必要があります。しかし意見を出すためにはそれだけAWSのサービスのことをわかっていないといけません。
私も色々な意見を出しました。例えば当初ECSがプライベートサブネットにあったので、これをパブリックサブネットにするのはどうか?もしくはこのままならパブリックサブネットにNATゲートウェイを置くのはどうか?など意見を出しました。このようにチームで活動するには意見を出す必要があるので、自分が持っている知識をしっかり言語化して相手に伝えなくてはいけないのです。
勿論私を含めチームの皆さんが初心者だったので意見を言った後は、「まあ、合ってるかどうかはわからないんですけどね。。。」とみんなで笑い合っていました(笑)
アウトプットをすることの大切さは自分でもわかっていましたが、チームで活動する場合、必然的に自分の知識を言語化(アウトプット)することになるので、より知識の定着になると強く感じました。中には誰もわからないということもありましたが、その場合はみんなで手分けして調べるなどして解決しました。
実際にわからないことを自分で調べることでこれも知識の定着に繋がると思いました。
これを読んでいる初心者の中には初心者だけで間違ったものができるのでは?と思う方もいらっしゃると思いますが、定期的にAWSJの職員の方が様子を見に来てくださり、「こういうロジックと根拠でこういったものを作りました。ただ、今この機能の実装のところで詰まっています。」と伝えれば、ヒントは出していただけます。結果的に与えられた課題に対して、私のチームは完璧とまではいかなくても大きく外れたものにはなりませんでした。
終わりに
もし参加を迷っている方がいらっしゃいましたら是非参加してみてください!
資格の学習や座学で学ぶことも大切ですが、やはりハンズオンで実際に触って学習することと、チームでアーキテクチャ図を作る際に自分が今現在持っている知識を言語化することでより知識の定着を図ることができます。
2日間通常の業務から離れて参加しましたが、本当に参加して良かったと思います。
私自身AWS完全初心者で、知識、技術も何の自信がありませんでしたが、今回の2日間で、少しはAWSについて知っているんだなと自分自身を客観視することもでき、ほんの少しだけ自信ができたような気がします。
今回の経験を基に更に自分の学習を進めていきたいと思います。現在SAAの勉強中であまり上手くはいっていませんが、何か上手くいくような気がしてきました!(笑)
早く合格できるように頑張ります!