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AWS完全初心者がAWS-SAAに合格した話

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はじめに

こんにちは。Tsukasaです!
今回はAWS完全初心者である自分がAWS認定試験のミドルクラスであるAWS Solutions Architect Associate(以下AWS-SAAもしくはSAA)に合格したことについて記事を書いていけたらと思います。
合格までにかなりの時間を要しましたが、これからSAA合格を目指す人のために少しでも参考になったらと思います。
よろしくお願いいたします!

AWS-SAAとは

AWS-SAAとはAWS認定試験の12種類の試験のうちの1つです。
レベル感としましては、中級レベルの試験となり、初心者の方でしたら、CLF合格後に挑戦する方が多いのではないかと思います。また普段から業務でAWSをみっちり使っている方でしたら、CLFを飛ばしてSAAに挑戦する方もいらっしゃるのではないかと思います。CLFの合格記と勉強方法については以下の記事を見ていただけたらと思います。気になる方はこちらもご覧ください!

SAAにつきましては、AWS公式にも「AWS Certified Solutions Architect - Associate は、コストとパフォーマンスが最適化されたソリューションの設計に重点を置いています。これは、AWS クラウドまたはオンプレミス IT での経験が豊富な受験者にとって理想的な出発点です。この試験にコーディングの深い実務経験は必要ありませんが、基本的なプログラミングの概念を熟知していると有利です。」と記載があります。
レベル感や試験時間、問題数等記載がありますので詳細が知りたい方はこちらもご覧ください。

合格に要した時間

合格に要した時間は4ヶ月になります。
はい、自分でも時間かかりすぎだなと思います。。。笑
昨年12月末にCLFに合格し、年明けの1月から学習を開始し、4月末に合格しました。
時間は要しましたが一発合格です!
以下に学習方法とこの4ヶ月で感じたことや自分の変化についても紹介できたらと思います。

実際の学習方法(1~2ヶ月目)

まずはCLF合格後の反省から始めるところからのスタートとなりました。
CLFも合格はできたものの、結構ギリギリだったこと。わかっていたつもりでも1つ1つのサービスについての理解がうろ覚えでしっかり理解できていなかったこと。
SAAでは上記のようにならないように対策をとるところから始めました。
参考書はCLFに続いて同じシリーズの本を購入しました。

こちらも以前同様全体を何となく読んで理解するようにしました。
各章の最後に練習問題があったので、解きながらアウトプットを行いました。
CLFを合格してからSAAの勉強をしている方ならわかるかと思いますが、
SAAとCLFはとにかくレベルが違いすぎる。
こう思った方は多いのでしょうか?
CLFはそれぞれのサービスの内容について問われる問題が多かったですが、SAAは各サービスと他のサービスとの組み合わせを問われる問題、問題文と選択肢の長さも比べものにならないくらい長いものが多かったです。
私は上記のCLFの時の反省を活かして、知らないサービスや用語についてはノートにメモを取りました。このメモをスマホやパソコンではなく、ノートに取った理由は手書きの方が記憶に定着する、青字で書くことで記憶が定着するとのことでしたのでとりあえずやってみました。
しかし、このやり方が4ヶ月かかる原因の1つとなったのです。。。
確かにこのやり方は記憶が定着する方法なのかもしれませんが、とにかく範囲が膨大なためノートに書く量も半端ない数になり途方に暮れたのです。
しかも量が多いが故、書いてる時も全然頭に入って来ず、ただ機会的な作業になってしまったのです。
時間がかかる上に頭にも入ってこない。このやり方は良くないなと途中で断念することになりました。
その後考えた方法としては、兎に角アウトプットをすることに重きを置きました。
CLFの時と同様Udemyの問題集を購入して勉強を開始しました。
しかしこの方法も一筋縄には行きませんでした。
Udemyの問題集が難しすぎたのです。実際の口コミにも問題が難しくて本番が楽でしたといった声も沢山ありました。そのため今苦労して本番楽な思いができれば良いと割り切って勉強をしていましたが、私はそこまでメンタルが強くないので、ただただ自信が日に日に無くなっていき、勉強するのが嫌になっていったのです。

実際の学習方法(3ヶ月目)

完全に自信を失って嫌気が差していましたが、何とか方法はないかと考えた結果AWSの学習コミュニティであるJAWSUGに参加することにしたのです。
JAWSUGのオンライン勉強会には1月末から数回参加はしていましたが、3/1に参加したJAWS DAYSというオンラインイベントに参加したことで大きく変わりました。

JAWS DAYSについては上記の記事を是非ご覧ください!
このイベントをきっかけにJAWSUGの勉強会でLTをするようになり、勉強仲間も増えることで少しずつ学ぶことが楽しくなってきました。周りは普段からAWSをガッツリ触っている方や資格全冠の方が沢山いらっしゃったので、勉強方法についてもアドバイスを頂けたり、今までは1人で勉強していたものが周りの方を巻き込んで勉強できるようになったのです。
勉強開始してからの3ヶ月目はハンズオンでの学習も取り入れました。

私はAWS公式のハンズオンを用いました。
無料で勉強できるのでこちらがおすすめです!
全部で30近い講座がありますが、私は1つだけやりました。
また3/13,14にはAWSJ主催のJumpStartというイベントが開催され、こちらにも参加しました。

JumpStartについてはこちらの記事をご覧いただけたらと思いますが、こちらではハンズオンとチームでのアーキテクチャ図作成を行いました。ここで経験したことが、やはり頭にしっかり残るようになり、SAAの勉強をする上で大きく役立ったのです。

実際の学習方法(4ヶ月目)

ハンズオンやイベントへの参加を通して少しずつ良い方向に進んできましたが、使用する問題集を変えました。CloudTechの永久会員となり、SAAの問題集を解き始めました。
実際には3月の中旬から開始しましたが、この問題集を4月末の合格した日までひたすら解き続けました。
CloudTechは無料でSAAは30問解けるのでまずはそれを解いてから有料会員になるのを考えるのも良いかもしれません。

試験結果

試験は4/26に受けました。
試験時間は130分でしたが、ほぼ全時間を使いました。
まず65問を解くのに1時間かかり、自信のない問題は「後で見直す」にチェックを入れました。
その数が半数以上の37問になったため、その問題の見直しに1時間使いました。
手応え的には何とも言えず、受かったような気もするし、落ちたような気もする。
そんな気分でした。
SAAは試験終了後すぐには合否結果が出ず、私は午前9時から試験を受けたので、当日の20時頃に結果を確認することができました。
結果は以下のようになります。

image.png

image.png

SAAは720点が合格ラインとなりますが、私のスコアは730点でした。
AWSの認定試験は配点がどうなっているのかは分かりませんが、恐らく後1問落としたら不合格だったでしょう。
それでも合格は合格なので、堂々と胸を張ろうと思います!笑

終わりに

いかがだったでしょうか?
正直4ヶ月は時間かかり過ぎですよね。
私もそう思います。笑
この4ヶ月は長かったですが、本当に濃い時間でした。
長い目で見ればこの4ヶ月は自分を成長させ、学びが多い時間でした。
SAAだけに合格したいのであれば、他にもっと良い方法があると思います。
勉強の仕方や合う方法は人によってそれぞれです。
これはあくまでも私個人の体験になりますので、是非他の勉強方法と比較して、自分に合った方法を選んでください!
この記事が少しでもSAA合格を目指している方のためになればと思います。

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