appcenterのテスター配布には xcode project(or workspace) のスキーマに設定した
provisioningファイル
p12ファイル
が必要になります。
現状、fastlane matchでprovisioningファイルとp12証明書を作成した場合、openSSLの更新を行うとkeychainにexportされないバグがあります。 (2018/12/16現在)
関連Issueはこちら
https://github.com/fastlane/fastlane/issues/12260#issuecomment-379596642fastlaneのmatchでprovisioning
ファイルを自動生成しているが、リポジトリ上のファイルはAES-CBCモードで暗号化されているため、直接使用することは出来ないが、スキーマにmatchのプロビジョニングファイルが使えないのはだるいので、なんとかした話をします。
デクリプトしたのち、これらの.p12ファイルから抽出したpemファイル及びcerから抽出したderファイルを使ってx509でpemを生成して、再度pkcs12を使用して新たなp12ファイルを生成する。これは、githubから復元可能かつp12とは別物なので、再配布可能な秘密鍵になります。パスワードの設定も可能になります。以下生成例
openssl aes-256-cbc -k pass -in matchの.p12 -out key.pem -a -d
openssl aes-256-cbc -k pass -in matchの.cer -out temp.der -a -d
openssl x509 -inform der -in temp.der -out cert.pem
openssl pkcs12 -export -out temp.p12 -inkey key.pem -in cert.pem -passout pass:pass
以上で作成した証明書とDeveloperアカウントからダウンロードしたプロビジョニングファイルをAppcenterにuploadして無事使用することができます。
追記
2019/06/15時点ではmatchのバグは修正されているようで、keychainsに登録されている秘密鍵からp12証明書を作成することができました。