ためしてガッテン!!
LibreOffice CalcでVBAが使えるという記事をいくつか見かけてテンションがあがりました。
と同時に「ここができないと」と気になったのが以下の3点です。
- シートの操作
- 文字列編集
- ファイル出力
これらが扱えるとVBAの知識を活かしてCalcをCSVなどのデータ作成・生成ツールとして活用しやすいです。
Calcで実験 ⇒ Excelで実用なんてことにも応用できます。
結論
1時間程度のお試しですが、実用性はあると感じました。LibreOfficeの人たちすごい。
環境を記載したあと、試した関数等をご紹介します。
環境
Windows 10
LibreOffice 6.4
シートの操作
' アクティブなシートのセルに値を設定
activesheet.cells(1,1) = "Good"
' シート名を指定して値を設定
worksheets("Sheet2").cells(2,5) = "Weldone"
' シートの追加
worksheets.add
' シート数の取得
worksheets.count
' 指定のシートをアクティブに
worksheets("Sheet1").activate
文字列編集
orgStr = "てくのぽりす"
' left
print #1, left(orgStr,3)
' mid
print #1, mid(orgStr,3,2)
' right
print #1, right(orgStr,3)
' len
print #1, len(orgStr)
spacedStr = " VBA "
' trim
print #1, trim(spacedStr)
てくの
のぽ
ぽりす
6
VBA
ファイル出力
' オープン
Open "E:\test.txt" For Output As #1
' 出力
print #1, "Marvelous"
' クローズ
close #1
※出力先には注意して下さい。"C:\test.txt" 等は通常アプリから書けないので「デバイスI/Oエラー」になります。
最後に
まだまだ確認すべきものはありますが、「試していこう」と感じられるほどに動いてくれました。
参考になればこれ幸いというところです。