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M5Stack-Grayの開発環境構築手順【VSCode + PlatformIO IDE】

Last updated at Posted at 2023-09-27

はじめに

SPAJAM2023出場に向けて、M5Stack-Grayを使えるように環境構築をしたので、備忘録も兼ねて記事を残します。
思い出しながら書いているので、情報が足りていない可能性があります。

M5Stack-Gray Developer Kit

実現したいこと

  • WindowsでM5Stack-Grayの開発環境を構築したい
  • 使い慣れているエディター(VSCode)で開発したい
  • 追加で何かをインストールしたくない

環境

  • OS:Windows 11 Home
  • Version:22H2
  • プロセッサ:11th Gen Intel(R) Core(TM) i7-1185G7 @ 3.00GHz 3.00 GHz
  • RAM:16GB

前提条件

  • VSCodeがインストール済み

概要

  1. PlatformIOの拡張機能のインストール
  2. プロジェクトの作成
  3. Hello World!

作業詳細

PlatformIOの拡張機能のインストール

PlatformIO IDE拡張機能のインストール
  1. VSCodeのサイドバーにある「拡張機能」アイコンをクリック
  2. 拡張機能マーケットプレイスの検索バーに「platformio」と入力して検索
  3. 検索結果の「PlatformIO IDE」をクリック
  4. 「インストール」ボタンをクリック
    ※当方の環境では、既にインストール済みなので「アンインストール」が表示されている
  5. VSCodeの再起動

プロジェクトの作成

プロジェクト作成手順1
  1. VSCodeのサイドバーにある「PlatformIO」アイコンをクリック
  2. QUICK ACCESS > PIO Home > Openをクリック
  3. Quick Accessの「+ New Project」をクリック
プロジェクト作成手順2
  1. Name に任意のプロジェクト名を指定
    ※ここでは workspace を指定
  2. Board は M5Stack Grey ESP32 を選択
  3. Framework は Arduino を選択
  4. 任意の場所にプロジェクトを作成したい場合は、Use default location のチェックをはずし、作成するフォルダを選択
  5. 「Finish」をクリック
プロジェクト作成手順3
  1. PIO Home の左のサイドバーから「Libraries」アイコンをクリック
  2. 検索バーに「m5stack core development」と入力して検索
  3. 「M5Stack by M5Stack」をクリック
プロジェクト作成手順4
  1. 「+Add to Project」をクリック
プロジェクト作成手順5
  1. 作成したプロジェクトを選択
  2. 「Add」をクリック

Hello World!

  1. 「プロジェクトの作成」で作成したプロジェクトをVSCodeで開き、src/main.cpp を開く
  2. ソースコードを以下に変更
    src/main.cpp
    #include <M5Stack.h>
    
    int counter = 0;
    
    // 起動時に1回だけ動く処理
    void setup() {
      M5.begin("");
    
      Serial.begin(9600);
      Serial.println(""); // シリアル通信の最初はゴミが出るので、ゴミの影響がでないようにする
      Serial.println("Hello from M5Stack-Gray");
    
      M5.Lcd.setTextSize(4);
      M5.Lcd.setCursor(10, 30);
      M5.Lcd.println("Hello World!");
    }
    
    // 繰り返し呼ばれる処理
    void loop() {
      Serial.printf("Counter: %d\n", counter);
      counter++;
    
      delay(1 * 1000); // 1sec
    }
    
  3. VSCodeのボトムバーの「✓」をクリックし、ビルド
    ビルド1
  4. 自動で表示されるターミナルで「SUCCESS」が表示されるまで待つ
    ※初回ビルドはライブラリもビルドするので時間がかかりが、2回目以降は短くなる
    ビルド2
  5. M5Stack-GrayとPCをUSBケーブルで接続する
    ※M5Stack-GrayとPCが接続できない場合はUSBドライバーのインストールが必要かもしれない(詳細は備考を参照)
  6. VSCodeのボトムバーの「→」をクリックし、アップロード
    アップロード1
  7. 自動で表示されるターミナルで「SUCCESS」が表示されるまで待つ
    アップロード2
  8. VSCodeのボトムバーのプラグのアイコンをクリックし、Serial Monitor を開く
    シリアルモニター1
  9. Serial Monitor に以下の画像のようなログが出力されることを確認
    シリアルモニター2
  10. M5Stack-Gray 本体の LCD に「Hello World!」と表示されていることを確認
    LCD1

備考

USBドライバー

当方の環境では、PCとM5Stack-Grayを接続するためにUSBドライバーをインストールする必要がありました。
公式サイトのCP210x_VCP_Windowsをインストールしました。
※使用しているOSに応じたものを使用する必要あり

M5Stack-Grayの電源OFF

今回の構成では、USBケーブルをつないでいる状態でM5Stack-Grayの電源はOFFできない。。。
USBケーブルをつないでいない状態で電源ボタンを2回押下で可能。

まとめ

これで、M5Stack-GrayをVSCodeで開発できるようになったので、ゴリゴリ使っていこうと思う。
まずは単体で動かせるやつら(WiFi/Bloutooth/LCD/Button/SDカード...etc.)を触っていこうかと画策中。

もっと良い方法があればコメントください。

参考

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