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Railsチュートリアル用の環境をローカルマシン(Windows10)上に作る

Last updated at Posted at 2017-12-02

概要

チュートリアルで推奨されたCloud9を利用する形で進めてきたが、最近VSCodeが好きなのでVSCodeを使って開発したいなあ、と思い始めた。
Windows Subsystem for Linuxを利用してWindows上で続きをやることにした。
Windows用Rails環境構築は、仮想マシンを使う方法が検索結果に多く出てきたが、仮想マシンを使わなくても作れるようだ。

※実施しているチュートリアルはRails5.0(第4版)

WSL環境構築

WSLおよびRubyセットアップの参考
RubyMineは使わないのでその前までの手順を真似る。
Windows Subsystem for Linux + VcXsrv + RubyMine でWindowsでも快適なRails開発環境を作ろう

Rubyインストール時は、Cloud9でRubyのバージョンを確認(ruby -v)して同じものをインストールする。
$ rbenv install 2.3.0

Windows用のRubyインストーラーは細かくバージョンが選べないが、WSLを利用することでCloud9で使っていたのとぴったり同じバージョンが使用できる。

Windows用Gitの設定

リポジトリをcloneするとき、WindowsのGitが勝手に改行コードを弄らないようにする。
インストール時にas-isを選択していれば不要。
あるいは別にWindows上のGitでなくてもWSLのUbuntu内のGitでcloneしてもよいのでその場合も不要。

ユーザーディレクトリ直下の.gitconfig

[core]
    autoCRLF = false

VSCodeの設定

WSL環境構築でインストールしたRubyを使うため、ターミナルをWSLのBashに設定する。

  "terminal.integrated.shell.windows": "C:\\Windows\\sysnative\\bash.exe",
  "termnial.integrated.shell.unixlike": "bash.exe",

サンプルアプリケーション起動まで

  1. リポジトリをcloneする
    • 事前にCloud9のリポジトリをBitbucketなりGitHubなりにpushして最新にしておく
    • Windows上で任意のフォルダにcloneするのは多分Windows用Gitが楽(だが、先ほどの改行の設定がまずいとcloneした瞬間変更だらけになる、というかなった)
  2. リポジトリのフォルダをVSCodeで開く
    • VSCodeインストール時、右クリックメニューにVSCodeで開くオプションを追加しておくと便利
  3. VSCodeでターミナルを開く
    • Bashが開かれているのを確認
  4. チュートリアル1.2.2通りRailsをインストールする
    • $ gem install rails -v 5.0.3
  5. bundle install実行
    • $ bundle install --without production
  6. アプリ起動
    • rails s
    • localhost:3000でアクセス可

これで、Windows上でファイルを編集して、サーバーを立ち上げ動作確認もできるようになった。

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