#はじめに
Unity初心者がプログラミンのプレイヤーを作ろうと奮闘する現在進行形の記事になります。
最終的なゴールは、2020年までにブラウザからAdobe Flash Playerを使用せずにプログラミンのプレイヤーの機能を動作させることです。
#プログラミンとは?
文部科学省が運営する、Web上で視覚的なプログラミングができるサイトです。
しかしFLASHで作成されているため、昨今のFLASH排除の影響を受けることになります。
そしてついに文部科学省から公式に継続して提供しない旨のアナウンスがありました。
プログラミンは、2010年8月に開発・公開されたものであり、Adobe Flash Player上で動作するものです。
しかし、Adobe Flash Playerは、2020年12月31日をもって提供及びサポートの終了を予定しており、Adobe Flash Player以外の新しい動作環境でプログラミンを継続して提供することは、現段階では予定しておりません。
なお、2020年度からの小学校プログラミング教育の全面実施に向けて、文部科学省では、「小学校プログラミング教育の手引(第二版)」を公表しており、また、未来の学びコンソーシアムにおいて、プログラミング教育実施事例やビジュアルプログラミング教材の掲載を進めておりますので、ご参照ください。
引用:プログラミン|文部科学省
これによるとFLASH廃止と共に消える道を選んだようです。
残念ですが、仕方がないですね・・・。
#仕方がないけど、でも・・・
実は2013年にあった文部科学省プログラミンのコンテストでグランプリをいただいたということもあり、プログラミンには個人的に思い入れがあるんですよね。勢いあまって「プログラミン研究所」という名の投稿サイトまで作ってしまうほどに。
今度も勢いあまって「Adobe Flash Player以外の新しい動作環境」とやらで作ってみようかなと思い立ちました。
いろいろ調べていくと、「Unity」ならばWebGL「Adobe Flash Player以外の新しい動作環境」になりそうです。
#実現にはなにが必要か
とはいっても、エディター部分まで作るのは身の程知らずにもほどがあるので、プレイヤー部分だけを実現することを目標とします。
プレイヤー部分だけなら、ざっくりと以下のような機能が必要ですね。
- プログラミンの保存データの取得
- サーバからのダウンロード(画像ファイル、音声ファイル、保存データ)
- ZIPファイル(保存データ)の解凍
- XML(プログラミン作品のソース)の解析
- 画像の縁取り
- 各種プログラミンの機能
#おわりに
本記事では導入部分となり内容が薄く申し訳ありません。
これを実現していく過程を記事にしていきたいと思います。