0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

NW.jsでアプリ作成

Posted at

NW.jsでアプリ作成

NW.jsとは

公式のURLは以下です。

NW.js
NW.js Documentation

NW.jsはNode.jsで動作するアプリをネイティブアプリにします。
似たようなものとして、Electronがあります。
Electronに関しての日本語資料はたくさんありますが、NW.jsはそれに比べると少ないです。
Electronの方が多機能と思いますが、NW.jsの方が作りやすいようです。
既にHTML表示できているようなものをアプリにするのであれば、NW.jsの方が早いと思われます。

NW.js開発準備

公式 NW.js からインストーラをダウンロードすることもできますが、普通にnpmで設定できます。

node

v12以上が必要なので、v12以上のnodeをインストールしておいてください。

実行例
nvm install 12
nvm use 12

npm init

初期化します。
取り合えず、entry pointだけ"src/views/index.html"に変更しておきます。

package name: (xxxxxx)
version: (1.0.0)
description:
entry point: (index.js) src/views/index.html
test command:
git repository:
keywords:
author:
license: (ISC)

NW.js

NW.jsをインストールします。

npm install --save-dev nw nw-builder

設定

起動スクリプトを設定しておきます。

./package.json
  "scripts": {
-   "test": "echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
+   "test": "echo \"Error: no test specified\" && exit 1",
+    "dev":"nw src/",
+    "build":"nwbuild --platforms win32,win64,osx64,linux32,linux64 --buildDir dist/ src/"
  },

src/package.json

nwの設定ファイルを作成します。
同じpackage.jsonというファイル名ですが、これはアプリ側の設定で、srcディレクトリに作成します。

src/package.json
{
    "name": "nw.js-sample",
    "main": "views/index.html",
    "window": {
        "min_width": 400,
        "min_height": 400
    }
}

index.html

起動画面のindex.htmlを作っておきます。

src/views/index.html
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html lang="ja">
<head>
	<title>Sample</title>
</head>
<body>
	<p>Hello, World!</p>
</body>
</html>

※Linux環境について

ここで本来は起動するのですが、私の環境ではエラーとなりました。
WindowsやMac、Desktop Linuxのnode.js環境の方は問題ないと思います。前回はhttp-serverが動作すればよいので、dockerで最小限のCUIのLinuxを使っていました。
今回はGUIアプリになりますので、WindowManagerが必要(まあ、画面表示なんで当たり前ですね)。desktopのLinuxが必要になります。
自分でDesktop環境をつくるのも大変なので、docker hubから良さそうなのを引っ張ってきます。

docker pull dorowu/ubuntu-desktop-lxde-vnc

DockerのLinux起動関連はここでは詳細は省略します。
このイメージならばVNc接続表示できるので、GUIアプリの動作確認にも使用できます。

起動

準備できたら、以下のコマンドで起動してみます。

npm run dev

001_sample.png
正常に表示されました。

Build

表示できましたので、以下のコマンドでBuildします。

npm run build

dist配下に各プラットフォームの実行体が作られました。
Windowsで実行してみると、いくつかセキュリティ警告が表示されます。内部通信と署名で引っかかるようです。
Windows用のアプリとして出すには証明書が必要だと思われます。許可すれば実行されます。

002_win_sample.png

アプリとして実行できました。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?