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Database
swingbench
sbcloud
AlibabaCloud

Alibaba CloudでOracle DBにSwingbenchを実行してみた

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概要

SB Cloudの提供しているAlibaba CloudのECS(仮想サーバ)にOracle Databaseをインストールし、Swingbenchを実行した時のメモです。


目的

以下の点を明らかにするために行った。


  1. ECSにOracle Database 12cがインストールできるか

  2. どのぐらい構築に苦労するか

  3. Swingbench(Order Entry)のトラヒックがかかるか

  4. デフォルトの状態での性能値はどのぐらいか

  5. 非CDBとCDBで性能に違いはあるか

  6. 上記の確認を行った際に費用はいくらか


結果

以下の点が分かった。


  1. ECSにOracle Database 12cがインストールでき、起動されることが可能であることを確認

  2. オンプレミスで構築する際と同様の手順で構築でき、全く苦労はしなかった

  3. エラーなく動作した

  4. デフォルトの状態でSwingbenchを動作させたため、限界値が分からなかった

  5. ほとんど同じ

  6. 95円(Oracle費用は検証なので除外)


スペックなど


Alibaba Cloud

項目

インスタンス
世代 III 汎用タイプ n4

システムディスク
/dev/xvda Ultra クラウドディスク

CPU
4Core

Mem
8GB

OS
CentOS 7.3 64bit

リージョン
日本

ネットワークタイプ
VPC


Oracle Database

項目

バージョン
12.2.0.1.0

Edition
Enterprise Edition

その他
インストーラのデフォルト


Swingbench

項目

バージョン
2.5.971, Updated March 17th 2015

ベンチマーク
Order Entry

ユーザ数
20

その他
デフォルト


構築


IaaS

SB CloudのAlibaba Cloudコンソールより、ECSを構築した。従量課金で1時間23.38円だった。このほかにNetworkトラヒックなどに費用がかかり、4時間くらい稼働させたので、合計95円の請求となった。

Alibaba CloudのECSインスタンスは非常に早く、1分程度で構築できた。従量課金の場合はこの構築時間の速さが費用削減に繋がる。


Database

オンプレミスにインストールする場合の手順と同じでインストールできた。

Swingbenchも同じマシンで動作させるので、GNOME環境もインストールした。

リモートから画面に接続するために、tigervnc-serverもインストールを行った。


Swingbench

ダウンロードして、展開して実行した。

セットアップで以下の画面が長いので、気長に待つ必要がある。

snap1のコピー.jpg

以下の画面で完了となる。

snap2のコピー.jpg


実行結果


Swingbench

以下が実行結果の画面キャプチャです。


CDB
コネクションプール:なし

snap3のコピー.jpg


CDB
コネクションプール:25

snap4のコピー.jpg


非CDB
コネクションプール:なし

s5のコピー.jpg


非CDB
コネクションプール:25

s6.jpg


Q&A

Q. SwingBench 2.6を使用しないのですか

A. CentOS 7.3ではグラフの描画が動作しませんでした(Exceptionが出力されているようでした)

Q. Alibaba CloudのECSを選択する理由

A. Alibaba CloudのPaaSにOracleがないため、Oracle使用はIaaSを使うしかないため


雑感

予想していた通り、非常な安価な費用で確認を行うことができた。

オンプレミスでRACを使用していない構成であれば、クラウド移行の検討対象になると考えられる。