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Azure Stack Hub のコストを集計した際のメモ

Last updated at Posted at 2020-08-01

はじめに

EAポータルからダウンロードした利用状況の詳細csvを集計した際のメモ。

EAポータルやAzureポータルの「コストの管理と請求」でも合計金額やリソース別の集計は得られるが、Azure Stack Hub のサブスクリプション別やリソースグループ別など、独自の集計をしたい場合は明細csv(或いはAPI)を使う。

主要な項目

(何が主要かは目的によっても変わるだろうが)

Date

請求月。
ポータルの請求金額と一致させるには、この年月単位で集計する。

Consumed Quantity

使用量。
単位はリソースの課金単位によって異なる。

Resource Rate

単価。

Extended Cost

金額。
これを集計するとポータルの課金額と一致する。
小数があるので、BIツールなどに取り込む場合は整数とならないよう注意する事(管理用リソースなど金額がゼロの明細も多いので、1行目をサンプルデータとすると整数型が自動で割り当てられる事がある)。

Meter Sub Category

製品のサブカテゴリ。
"Windows VM", "Managed Disks", "Block Blob" など。

Resource Group

テナントユーザーのリソースグループ。

AdditionalInfo.AzureStack.SubscriptionId

テナントユーザーのサブスクリプションID。
サブスクリプション別に集計するにはこれを使う。
JSON 形式で格納されている "AdditionalInfo" 内の項目なので、展開して使用する。

AdditionalInfo.AzureStack.Location

Azure Stack Hub リージョン。
JSON 形式で格納されている "AdditionalInfo" 内の項目なので、展開して使用する。

Tag

リソースに付与したタグ。
ポリシーで集計用の情報を入力させた上で。

その他項目

Subscription Guid / Subscription Name

Azure に登録されている、Azure Stack Hub 全体のサブスクリプション。Azure Stack Hub テナントユーザーのサブスクリプションでは無い事に注意。

Product

使用した製品。「Admin」が含まれていれば管理者用リソースを表す。

Meter Category

「Azure Stack Hub」固定。

おわりに

2020-04-16_18h07_03.png
EAポータルがこんな感じになっているので、これを使うのが真っ当な道なのかも知れない。

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