wordmoveを最近知ったのでVVVに突っ込んでみました
wordmoveなるものを今さら知りまして。
あぁこれは便利そうだと思ったんですが、記事中にあるVCCWとは別に、すでに生のVVVで満足、すでにいろんなサイトを突っ込んどるわけです。先のVCCWを使っときゃいいんでしょうが、初回起動のいろいろ待つのが面倒という短気的な理由で、結構前にcloneしてprovisioningを最近してないVVVでwordmoveを入れたという、ごくつまらない話です。
VM の ruby, gem のバージョンを上げる
以下はvagrant ssh
でVMに接続してやってる前提です。
VVVのVMがUbuntu 14.04 LTS (Trusty Tahr)ってgithubでは書いてましたが、ruby 1.9とかが入ってたはず。これで
$ gem install wordmove
するとまずコケる。rubyもgemも古いくさかった。こんなのでると思う。
vagrant@vvv:~$ sudo gem install wordmove
Building native extensions. This could take a while...
ERROR: Error installing wordmove:
ERROR: Failed to build gem native extension.
なので、ruby周りを整えてあげる。
https://github.com/welaika/wordmove/issues/110#issuecomment-63575141
$ apt-get install -y ruby-dev
$ gem install rubygems-update
$ update_rubygems
$ gem install wordmove
すぐインストール出来た。provision-pre.shに書いてもOKな感じのもissueで見つけたが、動機は短気的な理由だったのでマニュアリーにやった。
あとはWP入れているところ(wordpress-default)とかで、
$ wordmove init
すればテンプレが入ったMovefileができている。各々書き換えればよい。
lftp を入れないと動かない(FTP接続したい場合)
SSHでつないでおきたい人ですが、わけあってFTPでやる必要もあったので
$ apt-get install lftp
で、lftpも入れておく。lftpなんて初耳なんですけど。ホームディレクトリに.lftprc
がないとあかんらしく、
$ cd /vagrant
$ vi .lftprc
set ssl:check-hostname no
set ssl:verify-certificate no
このlftpやたらパラメータ書けるんだけどまったく何が何を意味するのか分からない。
https://gist.github.com/gaubert/822090
wordmove動きます
MoveFileにもろもろ書いていればもうwordmove動きます。やったのは
-
wordmove pull -d
でステージングのDBをローカルに持ってくる -
wordmove push -u
でアップロードファイルをステージングにプッシュする -
wordmove push -t
でテーマディレクトリをステージングにプッシュする
あたり。
1はもうえらい早かった。何しろ設置ドメインの変換までやってくれる。DBダンプを持ってきてからのwp-cliでsearch-replace的なことしなくてよい。今までちまちまそうやってた。そういうのからの卒業感がハンパない。やばい。
2,3はFTP接続だとだいぶ遅いです。すごいしんどみ。SSHで本意気が見られるんでしょう。3なんかは基本wp-content/themes/*
全部見てるので、MoveFileでテーマディレクトリの見方変えた方が良さそう。
というわけで、wordmoveをしばらく使いそうです。
本日は以上です。