はじめに
新卒の自分はまだまだ自分の所在が認識できていないので、
キャリアに対して不安を抱えながら仕事に喰らい付いてます。
ですので、今回はそんな不安を少しでも払拭できるように、
こちらの『SOFT SKILLS』という本についてアウトプットしていこうと考えております。
本の概要
副題の通り、「ソフトウェア開発者がキャリアを歩んでいくために必要な指針を示てくれる本」です。
キャリアや学習、さらには資産運用やフィットネスまでこの一冊で網羅出来てしまいます。すごい。
内容を全て紹介するのはネタバラシになってしまいますので、
読んだ中で自分が取り入れやすいなと思った点を紹介させていただこうと思います。
著書から学ぶ実生活の中で意識すべきこと
人との接し方を学ぶ
仕事をする上で、自分の行動が直属の上司であったり、ユーザー、同僚など、
様々な人と関わる事が意外と多いなと常々感じています。
一つのものを作るには必ずと言っていいほど、1人以上の他人と関わらなければなりません。
このような自明の事実を鑑みても、やはり処世術、最近の言い方だと「コミュニケーション能力」が問われる職業だと述べてました。
著書の中では名著『人を動かす』の紹介が多かったので、気になる方は一次情報として読んでみるのをお勧めします。
個人的には新人のうちから素直な態度で聞く力が欲しいので、自宅にある傾聴力に関する本を振り返りたいなと思っています。
プロとして振る舞う
新卒がこんなこと書くのもかなりおこがましいですが、、、
Clean Coder プロフェッショナルプログラマへの道ではメインで紹介されていたように、
プロとして振る舞うことの大事さについて触れていまいした。
その中でも、1日を生産性を高くかつ効率的に管理できる能力、
いわばいい習慣を持つ事が大事だと述べておりました。
要するに、自分が決めたいいことをすれば、積み上がってきて自分のレベルも上がってくるということだと考えました。
(整理用)
自分に身についているいい習慣
- 最低週5回ジムに行く
- 平日は5時に起きる
- ある程度決まったものを食べ続ける
- 寝る前や昼休みに読書をする など
- オーディオブックを聴く
- より具体的な目標を持つ
- 悪い方向に考えない
- もっと人に会う など
特定の技術領域に固執しない
フロントエンドが好きで、どうしてもバックエンドから目を背けがちな自分にはドキッとするような見出しでした。
どうしても好みや偏りは人には存在します。ただ、それによって「これじゃなきゃだめだ」という態度は、自分が技術を習得するにあたって、転機、つまりはチャンスを逃してしまうので、そういった態度は取ってはいけないということです。
自分の場合、他部署の先輩方とお話しさせていただく機会があり、
何を勉強すべきか悩んでいるという相談をさせていただいたら、
「仕事でやってること+それと反対の領域をやればフルスタックになれるんじゃない」
「自分の特定の専門領域に特化した勉強をしな」
「APなどの資格を勉強して、様々な知識を受け付ける事ができる土台を作りな」
など、三者三様の意見をいただきました。なんでもやってみるものですね。
本物の並行作業
一般的に並行作業は、非生産的なメソッドとされています。
しかし著者は、生産性や学習効果を下げずに物事に取り組む方法があると述べています。
脳を使わないタスクと多大な集中力を伴わない作業を組み合わせることは、そこまで注意を奪わないということを主張しています。
自分としては、「普通に集中を分散させているからマルチタスクではないのか…?」とは思いましたが、
とはいえ、2つの作業を同時にやる誘惑に逆らえる気もしないので、シングルタスクもマルチタスクも気分で取り入れようと思います。
本物の並行作業の例
- Qiitaを書く+音楽を聴く
- 車の運転+ポッドキャスト
- ランニング+オーディオブック など
おわりに
個人的に感銘を受けたのは、
フィットネスがかなり詳細に書かれているところでした。
やはり筋肉は全てを解決するんですね。
バイブルを載せて締めようと思います。