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AWS製の新AIエディターKiroを使ってゲーム作成してみた

Last updated at Posted at 2025-07-15

初めに

AWSから新たなAIエディタKiroが公開されました。
今回はKiroを使ったゲーム作成を試してみました。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/introducing-kiro/

インストールと起動

まずは、Kiroのインストールをします。下記の公式サイトからWindows用のパッケージをダウンロードして、インストールします。
https://kiro.dev/

Kiroを起動、ログイン方法を選択します。私はaws builder idを利用してログインしました。
どうやらAmazon Q developerの機能の一部のようです。
image.png

個別のセットアップはほぼありませんでした。プログラムをインストールして、ログインすれば使える状態でした。
これがKiroのUIです。Visual Studio Codeに近いです。
image.png

ゲーム作成

今回は、Kiro スペック (spec)の機能を使って、以前Amazon Q Develoerで作成したゲームと
同じものを作ろうとします。プロンプトには下記を入力しました。
日本語入力にも対応してます!

私はロールプレイングゲームを作りたいです。草むらを歩いているとモンスターが出現し、自分のモンスターと戦うゲームを作成したいです。
また、野生のモンスターは専用のボールを使って捕まえることができるようにしたいです。 
モンスターを倒すと経験値がもらえ、経験値を集めるとレベルアップするようにしたいです。 
またトレーナー同士で互いのモンスターを戦えるようにしたいです。 そんなゲームを作ってください。

Kiroからの回答です。

完成しました!モンスター収集・育成・バトルRPGゲームを作成しました。

ゲームの主な機能:
🌱 フィールド探索
草むらを探索すると70%の確率で野生モンスターが出現
6種類のモンスター(フレイム、アクア、リーフ、サンダー、ロック、ウィング)
⚔️ バトルシステム
ターン制バトル
攻撃、防御、素早さの能力値
HPバーでリアルタイム表示
🏀 モンスター捕獲
モンスターボールで野生モンスターを捕獲
HPが低いほど捕獲率が上昇
捕獲したモンスターは自動的にHP全回復
📈 成長システム
バトル勝利で経験値獲得
レベルアップで能力値向上
レベルアップ時にHP上限も増加
👥 トレーナーバトル
NPCトレーナーとの対戦
トレーナーのモンスターは捕獲不可
逃走不可の本格バトル
🔄 モンスター管理
複数モンスターの管理
バトル中のモンスター交代
詳細ステータス表示
操作方法:
草むらを探索 - 野生モンスターを探す
モンスター一覧 - 所持モンスターの確認・交代
トレーナーと戦う - NPCとのバトル
バトル中は攻撃、モンスターボール、交代、逃げるが選択可能
ゲームはレスポンシブデザインでスマートフォンでも快適にプレイできます。最初にスターターモンスター「フレイム」が与えられるので、すぐに冒険を始められますよ!

作ったゲームを起動してみましょう。
image.png

作成されたindex.htmlを開くと、ゲームが起動しました。
image.png

先ほど作ったゲームをもう少し実際にゲームっぽくしたく機能を追加しました。

このゲームに機能を追加したいです。まずフィールド画面を実装したいです。
フィールド画面を歩いてると一定の確率でモンスターにエンカウントする仕様にしたいです。
また、モンスターとの対戦用画面も実装したいです。

プロンプトの返答は下記です。

新しく追加された機能:
🗺️ フィールド移動システム
操作方法:
矢印ボタンをクリック
キーボード:矢印キー または WASD
スペースキー/Enterでモンスター一覧を開く
⚡ ランダムエンカウント
歩くたびに15%の確率でモンスターと遭遇
エンカウント時に赤いフラッシュエフェクト
10歩ごとに歩数をログ表示
🎮 改良されたUI
フィールドマップ:緑の草原風デザイン
プレイヤースプライト:🚶(歩く人のアイコン)
モンスターボール残数表示
バトル画面にモンスターアイコン追加
🎯 バトル画面の強化
背景グラデーション効果
モンスター表示の視覚的改善
HPバーのアニメーション
操作ガイド:
フィールド移動:矢印ボタンまたはキーボードで移動
エンカウント:歩いているとランダムでモンスターが出現
バトル:攻撃、捕獲、交代、逃走が選択可能
モンスター管理:📋ボタンで一覧表示・交代
ゲームは完全に動作するはずです!フィールドを歩き回ってモンスターを探してみてください。何か追加したい機能があれば教えてくださいね。

フィールド画面は下記のようになりました。
フィールドを何歩か歩くと、モンスターにエンカウントし、バトル画面に入りました。
image.png

バトル画面は下記になります。
image.png

最後に

今回は、AWS製の新AIエディターKiroを使って、ゲーム作成をしてみました。
Kiroはセットアップもすごく簡単で、使いやすいツールでした。
プロンプトの応答スピードも速くサクサク開発ができました。
使い勝手を一言で例えると「デスクトップアプリ版Amazon Q Developer」でした。
次はゲームだけでなく、実際の開発作業でお試ししたいと思います。

後、個人的に好きなポイントですが、プロンプトの応答待ちの時にKiro君がゆらゆら動いてるのが可愛いくて癒されます!
image.png

こちらの応答待ちの時を見ながら目をパチパチしながらこちらの反応を待ってるも可愛いです。
image.png

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