はじめに
こんにちは。もりかぷです。
普段は株式会社セゾン情報システムズというところでソフトウェアエンジニアをやっています。
趣味でSNSを運営したり、ソフトダーツをしたりしています。
あまり記事を書くのは得意ではなく、雑な文章になってしまうかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
※この記事は社内向けに書いた記事を、社外でも公開できるよう編集をしたものです。
今年もAWS re:Invent に参加してきました!
昨年はちょっとしたご縁があり会社の出張として参加しまして、今年は個人で参加してきました!
今回は2回参加した経験から感じたことや個人の所感を書いていきたいと思います。
※レポート的な話は個人のブログに書きましたので、よろしければどうぞ~
AWS re:Invent 2023に参加してきました! - もりかぷのメモ帳
AWS re:Invent 2023 セッション編 - もりかぷのメモ超
なぜ、個人参加したの?
理由は本当に単純で、去年に引き続きAWSのアップデートを直で感じたかったこと、去年やり残したことをやるためです。
AWS re:Inventはアップデートが発表されてすぐにWorkshopや事例に関するセッションなどが公開されます。
そのため、より新しい情報、機能を直接触れることができ知識を常に新しい状態にアップデートできます。
また、昨年AWS re:Invent 2022の参加ではかなりやり残したことがありました。というのも
- AWSのスキル不足
- 英語力の圧倒的スキル不足によるコミュニケーションの不足
- セッション周回の最適化不足
- AWS GameDayといった腕試しイベントへの参加ができていない
- EXPOでの会話、情報収集不足
といった様々な要因により、帰国後、全社発表や部内での発表後、数か月して社外の方のレポートを読んで「自分はAWS re:Inventの半分も攻略できていないのでは...?」とモヤモヤする部分がありました。
勿論、昨年参加して楽しかった、AWSやAWSを使用してイケているサービスを提供しているスポンサー企業さん、AWSのサービスについて理解が深まったのは事実です。が、それ以上に何かが足りないと思う部分があり、2023は何が何でも絶対にまた現地に行く、と決めていました。
...ということで思い切って個人で参加しました!
(費用に関しては部署にスポンサーしていただけました...!本当にありがとうございますっ!)
2回目参加までに何をした?
あまりたくさんのことはできていないですが、いくつか書き出してみたいと思います。
AWSに触れる機会や関連する活動に参加した
もっとサービスに関する理解を全般的に深めてセッション内容の理解を根本的に理解できるように努めていました。
会社のAWSを学ぶ会に参加、資格学習による広範囲の理解、個人的なAWSの利用などが主な活動となります。
会社のAWSについてもっと学習する会は、最終的にAWS Partner Network (APN)に参加している会社に所属している人を対象とした、日本独自の「Japan AWS Top Engineers」への選出を目標としています。
ここでは後述する「アウトプットの練習をする」にもかかってきますが、毎週気になる記事の紹介ややってみたを記事にするための様々なインプット・アウトプットを行っています。これにより自然とAWSのブログなどのアップデートを読むようになったり、社内の学習用環境を使用してアップデートから実際にAWSマネジメントコンソールを触るなどの機会が増えました。(個人でゴリゴリ使うと結構な費用になるので、これは本当にありがたいです。)
資格学習では、数百とあるAWSのサービスを理解するためにかなり有用でした。というのも、普段業務で触れることがないサービスなどを資格取得に当たり学習する必要があるため、幅広く触れることができます。
昨年のAWS re:Invent 2022参加時では取得資格数が2でしたが、今回AWS re:Invent 2023参加時は6つと大きく進化した状態で参加することができ、セッション中に出てくるサービスなどイメージが付きやすい状態でセッションに挑むことができました。
個人的なAWSの利用では、昨年のAWS re:Invent 2022で気になったサービスに継続して触れてみたり、個人で分散SNSを運営しているというのもあり、クラウド+自宅サーバー+VPSといったハイブリッド構成に切り替えて、積極的にAWSを触るといった実践的な学習を行いました。
英語に触れる機会を増やした
去年は割と英語に圧倒されてしまい、うまく他の参加者とのコミュニケーションが取れなかったりとかなり悔しい思いをしました。
そこで普段見ているドキュメントを英語で読んでみたり、アウトプットの練習としてオンライン英会話をやってみたりしました。
また、後から内容をすぐに確認できるよう、英語の文字起こしサービス「Otter.ai Business」を契約したりして、自身の英語の単語数を増やしつつ必要に応じてツールに頼るといった準備をしました。
アウトプットの練習
昨年、もう一つやっておけば良かった、というのがアウトプットの練習です。
というのも、普段あまりこういった文章を書くことがなく、自分個人としては物事をまとめたりするのがあまり得意ではありません。(今も得意とは思っていません。)
そこで些細なことでもいいから、ブログを書いてみたりLTなどの機会があれば発表するなどをしていきました。
もりかぷは最近になってたま~に会社でやっているLT大会に出たりしています。
(番外編)AWS re:Invent 非公式プランナーを作ってみた
※仕事や会社と一切関係ない、個人開発です。(ここ重要です)
昨年開催されたAWS re:Invent 2022でも有志が作ったツールなどがあって、これいいな~、自分も何か作りたいな~ということで作りました。
結構カタログだったりを流し見するのが好きで、時間があればパラパラーと見たりしています。
で、せっかくなので一度に大量のセッション情報を見れるサービスを作ったりしました。
はじめはタイトルと概要だけが見れるシンプルなツールだったのですが、「あ、これ、セッションをうまく周回したり気になるのもチェックしたいな」となり、フィルター、検索、お気に入り、カレンダー機能などができあがりました。
(最初にお伝えした通り、仕事や会社と一切関係なく個人的にこれ欲しいな~位です作った個人開発のものなので自己満足だったりします。)
で、どうだった?
結論から申し上げますと、昨年より確実に攻略できたな、という気持ちです。
去年、初めてのChalk Talkで早い英語や知らない用語などに圧倒されてしまいましたが、今年は4つのChalk Talkに参加し会話に追いつくことができました。
その他、セッション終了後にスピーカーに質問に行ったり、5~10分ほど時間を頂いて1on1などをしてもらうことができました。
現在も英語が完璧、というわけではないですが拙い英語ではありつつも、相手の方が真摯に話を聞いてくださり情報交換だったり悩みを相談したりできました。
EXPOでも個人的に契約しているサービスが多く、ブースに行ってはよく「何に使っているの?」といった質問をされ、○○に使っているよ。といった回答をできるようになっていました。
それだけでなくフィードバックだったり、設定の最適化方法などサービスの開発者と直接会話したりするなど、去年は絶対にできなかったこともできるようになっていました。
AWS GameDay(チーム対抗戦の競技会)では、個人で参加しているコンテストの運営の方とご縁があり一緒に参加するなど社外の方との交流もしたりしつつ、問題に解いていたりしました。
今年は積極的にFaceBookや参加しているコミュニティなどに「参加しますー」みたいな表明を行ったりしたところ、事前にお誘いを頂いたり現地でお声がけ頂いたりして名刺交換...というように自分から情報を出す&アクションすることにより、多くの方とコミュニケーションを取ったりネットワーキングを行えました。
セッションも会場の位置関係や移動にかかる時間などが昨年の経験から、うまく回ることができ、昨年は8セッションだったのが今回14セッションに参加できました。
(本当は30セッション位気になるのがあったのですが、体は分散/スケールアウトできないのでアーカイブが公開されているのはそちらを見ています。が、やっぱり質問などができるので直接参加がいいですね。)
終わりに
色々と書き連ねてしまいましたが、2回連続でAWS re:Invent を経験できた自分としては、「真のAWS re:Inventは2回目から」ではないかな、と考えています。(もちろん初参加も楽しいですし、色々と学べます。)
雰囲気だったり知識量だったり、何を聞くとウケがいいのか、深いことを聞けるのかが理解できる分+αでこういったカンファレンスはうまく立ち回れるのではないかなと思います。
立ち回りが良くなる分、学習できる内容もより一層深いものとなると思いますので、それらをうまくアウトプットできれば自分にとっても、他の方にとってもプラスになるのではないかなと思います。
この記事を読んで(1回目、2回目以降に関わらず)行きたいと思った方、ぜひ自分からアクションしてみてください。
ということで、個人で考えていることや思いをひたすら書いてしまいすみません...!
今回はここらへんにしたいと思います~
では!
P.S.
また色々と今年もやり残したことができたので来年も行きたいな...(以下無限ループ)
おまけ
色々と話しながらEXPO(スポンサー企業さんの展示など)を回ったからか、色々とSWAG(お土産)を頂いてしまいました!
こうゆうの、思い出になるので良いですよね。