はじめに
2024年2月 AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)に合格しましたので、受験合格体験記を記載します。
何かの参考になれば幸いです。
試験学習開始時の状況
試験学習開始時の状況は以下の通りです。
- AWSの実務経験は1年程度
- 2~3年ほど前にSAA(ソリューションアーキテクト–アソシエイト)の試験学習をしていたことがある
- インフラエンジニアとして従事
試験学習でやったこと
試験学習は2023年11月下旬頃から開始しました。
試験受験までの実質的な学習期間は1ヶ月位かと考えています。
また、以前SAAの学習をしていたこともあり、ある程度はAWSについて既に把握している所は多々ありましたので、その時の内容を思い出しながら進めて行きました。
※AWS Well-Architected Frameworkの柱は、5本だったはずでしたが6本目の柱が追加されている等の新たな発見が有りました。
以下に試験対策として行った事項を時系列で記載していきます。
テキストの購入
2023年9月に、C02へ試験改定が行われています。
11月の学習開始時に、このC02へ対応しているテキストは、まだ少なかったため対応している以下のテキストを購入しました。
なおこちらは、以下に記載するAWS公式のトレーニング動画を一通り見終わった後に、この本を一読しています。
AWS公式のトレーニング動画での学習
学習の手始めとして、先ずAWS Skill Builderに有るトレーニング動画で学習しました。
学習したコース
AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (Na) 日本語実写版
Skill Builderトップページの検索ボックスで「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese)」を検索すると出てきます。
こちらは、無料で受講可能です。
なんと無料でありながら、6時間の超大作です。
この動画を見ることで、AWSについて一通りの理解はできるかと思います。
先ずは、この動画を見てみることをオススメします!
コーヒーショップを例に、とても分かり易く説明してくれます。
また、チャプター毎に確認問題も出題されます。
余談ですが、所々での講師の先生のウィンクが気になりました。
まぁ良いんですけどね~
何のことか分からない方も居るかと思いますが、こちらは見て頂ければ分かるかと思います。
購入したテキストの読み込み
トレーニング動画を見終わった後、購入したテキストを読みました。
予め動画を見ていたことで、テキストに記載されている内容はスムーズに読み進められました。
その後、巻末に付いている練習問題を、期間を開けて2周やっています。
問題を解いて合っているかだけではなくて、間違いの選択肢の解説も読み、知識を定着させました。
この時2回目も間違えた所は、弱い部分ですので重点的に復習しました。
AWS公式のCLF-C02バージョン対応問題集の実施
こちらもSkill Builderにあるものとなります。
もちろん無料です。
学習したコース
AWS Certified Cloud Practitioner Official Practice Question Set (CLF-C02 - Japanese)
問題数は、実際の認定試験とは異なり20問だけとなりますが、実際の認定試験の形式となっています。
こちらは何度も模擬試験を受験できますが、出題される問題は固定されており、20問の出題順番が変わるだけです。
模擬試験の出題問題が、AWS試験での独特な日本語の言い回しもされていますので、試験本番前の対策としても良かったと思います。
AWSサービス用語の学習
テキストの最終章に有った、AWSサービス用語を暗記しました。
CLF-C02バージョンで出題されるサービス名称は、以前のC01と比較して倍以上になっているとの事で、多数あるAWSサービスの概要だけでも覚えておいた方が、良いと考えた為です。
試験受験
試験申し込み
現在は、テストセンターでの受験以外に、自宅等でのオンライン受験もできる様ですが、調べて見たところ色々と受験環境の事前準備やトラブル発生した際の対応など大変そうだったので、素直にテストセンターで受験しました。
私は、Pearson VUEのCBTは初めてでしたので、結果としてテストセンター受験で良かったと思います。
試験受験本番
平日の夜での受験です。
試験時間である90分いっぱいの最後まで、回答の見直しをしていました。
率直な感想としては、結構回答に迷った問題があったなぁ~という感じでした。
そのため、終了時に確実に合格したという自信はありませんでしたが、結果無事に合格できました。
(合否結果は受験終了時に、画面に表示されます)
もしかしたら全65問のうち、15問はスコアに影響しない採点対象外の問題との事ですので、難しいと感じた問題が対象外だったのかもしれません。
まとめ
受験が終わって感じたことは、やはりAWSのサービス名称は、最低限サービス概要だけでも抑えておく必要があると強く感じました。
仮に分からない問題が有った場合でも回答選択肢の中で、これは明らかに違うサービスだと分かれば、消去法で回答を絞ることができます。
後、選択肢の中で似たような紛らわしい選択肢が含まれていることが有ったので、惑わされないようにする必要があります。
今回Cloud Practitioner受験準備にあたって、書籍購入を除いてudemy等の有償教材は一切利用しませんでした。
個々人に依るかと思われますが、無料で提供されているものだけでも十分に対応可能なのではないかと思います。
最後に
これから受験される方、頑張ってください!
なお、不定期にキャンペーンが行われているようですので、適宜チェックしてみてください。
今回は、ちょうど行なわれていた以下キャンペーンを利用しました。
万一不合格でも、再試験1回無料ですので安心材料として助かりました。
今ならプロモーションコードを取得して、2024年4月15日までにPearson VUEで受験予約を行うと、もし不合格の場合でも2024年6月30日までの再試験が無料になるキャンペーンをやっています。
「ピアソン VUE お支払いの受領通知」メールの明細に「AWS 2024 グローバル再受験」が0円で記載されていることを確認してください。