今年の夏にVMworldに行った時に、会場でHands On Lab(以下HOL)環境での研修を受けてみたのですが、そのときに教官からPKS(kubernetes)の教材も近日中にアップされると聞きました。
今回の改めて見てみたらHOLにPKSの教材がアップされていましたので、どんな感じなのかお試しで見てみました。
因みにHOL環境には事務所から問題なく接続できます。実際の環境や動作を確認したいときは大変便利ですね。
(私がVMwareをさわりまくっていたときにはこういうの無かったです。。。ローカルにせっせと環境つくってました。)
検証コース:VMware Enterprise PKS - Getting Started
さて、まずHOLに接続します。
(VMwareアカウントの作成等々事前準備あります)
このPKSのHOLはまだ英語と中国語のみ対応してました。英語の勉強を兼ねて読み進めます。
PKSの構成イメージ
検証環境に接続すると、自動でこの環境がデプロイされ検証用の疑似仮想クライアントが提供されます。
ネットワーク設定やクラスタは作成済みで提供されるので、すぐにいろいろとさわってみることが可能。
そしてネットワーク設定のところもシミュレーションが用意されていて確認することができます。
画面左のところのオレンジでマークされていることころをクリックしてたどっていくと、シミュレーションが進んでいきます。
PKSとBOSH
BOSHの1つのHealth monitoring の機能を見てみます。
下記コマンドでBOSHで管理されているコンテナの状況を見ることができて、
VMwareのvCenterでそのコンテナを確認すると、クラスタやノードとして見えるんですねー。
vCenter上でそのノードをPower-oFFすると、BOSH上でも落ちていることがわかります。
(しばらくすると自動回復機能で復活してました)
だいぶはしょりましたが、
このあと、
VMware NSX-T、HARBOR・・・と各機能の研修がつづきます。結構ボリューミーです。(英語だからかも)
また他のコースではアプリ配備のところも含めたものがありそうなので、次回チャレンジしてみたいと思います。
所感
初期設定のネットワーク仮想化のところは統合された管理ツールはない。NSX-TやPKSなどの各管理ツールでのそれぞれ設計、設定していくのが複雑。特に設計が大変そう。
基盤の運用管理ツールが、仮想基盤のvCenter、PKS、NSX-T、Kubernetesと分かれていて運用管理も大変そうです。
コンテナの運用機能をもっとさわってみたいと思いました。
非常に簡単にVMwareの高額な各機能を検証できる環境ですので、試してみる価値ありと思います。