まえがき
24年度より新社会人としてITに関する勉強をはじめまして。なんだかんだ2か月がたったところです。
同期含めさまざまな方がIT業界人としてお勉強頑張っているかと思いますが、「これから本当に活躍できるのかイマイチ...」とか「IT諦めよっかな...」と思っている方の助けになれないかなと、私も初心者である今しか感じられない不安やそれに対する対策等を生意気ではありますが、ここにまとめました。
バックボーン
先に私のバックボーンについてお話させてもらいますと、私は理系大学の物理学科で宇宙についてAIを使って研究をしていたので、少しばかりITとは縁のある人間でした。
しかし、特に学部でITを勉強したことはなかったため、独学でUdemyだけで勉強しました。(本を読んだりしましたがほとんどがUdemy)
なので、文系・理系関係なく私も最初は全くITの知識がない側の人間だったのです。しかし、UdemyでAIについての講座やPythonプログラミング講座などを受講し、「オーロラ電波画像に混入するノイズを除去する」といった、最初は理解不能だったプロジェクトの目標をAIを使って無事に達成できるまで成長できました。
指摘に対するポジティブな向き合い方
そんな私も学生から社会人となり、研修の初めに「勉強」に対するアプローチの違いを感じました。学生だった頃の勉強方法は英語の論文を読み、ひたすら本やサイトを用いて勉強するインプットの日々でした。そう、アウトプットがなく、自分の学んだことが正解だと信じ切って勉強を進めるしかなかったのです。
一方、社会人になり、サークル活動に参加していなかった私にも上司や先輩ができ、日頃から指摘してくれる方々が増えました。一言で「指摘」というとあまりいいイメージはないかもしれませんが、それは自分の仕事を「あくまで個人的な仕事。個人的なパフォーマンスを出せればいい。」と捉えているからだと私は感じます。
そもそも会社やプロジェクトという一括りのチームを組む理由はチーム内でのシナジーを期待するからだと思っています。なのであれば、上司からの指摘はしっかりと受け止め(度は越さない程度に)、チームや会社としてのパフォーマンス向上のための「改善」であるのだと解釈すると、「指摘」されることに対しての向き合い方が変わります。
自分の立場を客観的に理解する
社会人1年目である我々は会社の人なら誰がどう見ても 「仕事ができない人間」 です。
それは誰のせいでもありません。仕方がないことです。
日頃、私は会社の研修でUdemyを使ってWEB開発を学んでいます。が、それが会社の業績に直接結びつくかというと、そうではありません。では、なぜそのような私たちに会社が投資をするかというと、将来的なアウトプットに期待しているからです。また、会社は研修が会社にとってとても重要なトピックであることも理解しています。
例えば、新卒で100人を採用したとします。令和元年の新卒の平均年収は約21万円(令和元年 厚生労働省調べ)なので、 会社は毎月2100万円もの大金をまだ実績すらない我々に与えてくれるわけです。 半年間研修があれば、なんと 1億2600万円 にもなります。
これから言えることは、 「会社は新卒の我々には結果なんて全く期待していない」 ということです。
砕けた言い方をすると、成功を最初から求めていないということです。
では、なぜこんな大金を毎月支払ってまで我々を雇うのでしょうか。
それは、まだ社内というサンドボックスでたくさん失敗を通して学んでほしいということであると私は理解しています。
ではその環境を最大限に活かすにはどうすればいいのか。それは変なプライドを捨てて、素直に自分が初心者であることを認めることです。それから、たくさん質問をしましょう。
私が、個人的に勉強していて苦痛だと感じたのは常に教えてくれる人がいなかったことでした。なので、私は日頃からこの恩恵に肖り、先輩に質問しまくってわからない状態をできるだけ早く解消しています。そのおかげで、先輩とのコミュニケーションが活発になりしょうもない質問や相談にも乗っていただけていると感じています。
いいこと尽くしですね!
まとめ
- 指摘はチームないしは自分の成長のためにあることを忘れない
- 日頃からチームプレーで仕事をしていることを意識する
- わからなかったら変なプライドは捨て、これでもかと言うくらい質問する
稚拙な思考・文章ではありますが、1年目の私なりに考えをまとめてみました。
他の分野でも当然、通用する考えだと私は思っておりますので、より多くの皆さんの一助になれば幸いです。
頑張っていきましょう!