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兼業フリーランスエンジニアの収入と単価公開(2023)

Last updated at Posted at 2023-08-04

先日「稼ぎ方」と「収入」に関するご相談を頂いたので、自分(2023年)の単価と収入について、ざっとまとめてみました。稼働割合は「ソフトウェア開発業」と「業務委託」で1:1くらい。

ソフトウェア開発(受託開発)

契約種別:請負、準委任(SES)として受けるとき、法人で請けるときなど様々です。
業務内容:PO(開発責任者)として、営業・契約⇒体制(チーム)作成⇒開発⇒納品⇒(保守)
必要スキル:責任能力
報酬:チーム作ってやることが多く、最後に手元に残った分(受注額 - 経費)が自分の報酬になります。
平均収入:2023手元予測は1000万くらいで、受注規模は1案件あたり数十万~3000万くらい。

業務委託

1.WEB開発の統括PM
契約種別:準委任契約
業務内容:プロジェクトのマネージメント業務、各相談
必用スキル:管理,経理,法務,AWS,WordPress,PHP,Go,Vue,React,Java
報酬:時給6800円
平均収入:40万円/月

2.業務アプリ開発のPM/PL
契約種別:業務委託
業務内容:顧客折衝、マネージメント、プロジェクトリード
必用スキル:管理,Azure,C#,DBA
報酬:固定30万円/月(時給10000円×30H稼働相当)
平均収入:30万円/月

3.エンジニア紹介と管理
契約種別:業務委託(管理報酬)
業務内容:人材・ベンダ紹介と稼働管理と調整、経理業務(月末月初のみ)
必用スキル:営業,管理,経理,法務,人脈
報酬:稼働単価✖0~5%、毎月固定1人月3万円など
平均収入:30万円/月

4.サイト保守
契約種別:準委任契約
業務内容:サイト保守業務(インフラとアプリ改修など)、開発作業あり
必用スキル:AWS,PHP
報酬:時給6000円
平均収入:2万円/月

5.教育
契約種別:準委任契約
業務内容:学生のソフトウェア開発教育を目的としたプロダクト開発業務とコーチング
必用スキル:AWS,Python
報酬:時給5000円
平均収入:2万円/月

6.アドバイザリー
契約種別:業務委託契約
業務内容:コンサル会社の技術、体制相談(MTG参加のみ)
必用スキル:アドバイザリ,英語,RPA,Python,C#(UiPath)
報酬:固定10万円/月
平均収入:10万円/月

7.Iot系開発支援
契約種別:準委任契約
業務内容:モノづくり(IOT、ハード)に関する相談、ベンダ調整(製造とIT)、申請支援
必用スキル:AWS-Iot,制御,RaspberryPi,Nodered,Kotlin
報酬:時給6000円
平均収入:3万円/月

8.情報システム部門(社内SE)の代行
契約種別:業務委託契約(保守)
業務内容:経理システム、オフィス系などの保守作業とヘルプデスク
必用スキル:AzureAD,VB.NET,Office,PHP,サポート対応力
報酬:固定費10万円+作業時給5500円
平均収入:10万円/月

9.スポット相談
スポットの仕事相談(10分~1日)、無料~10万円/回でゲリラ的な収入
平均収入:2万円/月

その他

「不動産・株」などの現金収入と趣味でやってる「農業・狩猟」や「田舎固有の大量おすそ分け」があります。

まとめ

今の時代は、色々な選択肢(稼ぎ方)があると思います。

エンジニアからの収入相談については、エンジニアとしてのスキル働き方も大事なのですが、前提となるお金(経済)の基礎知識やコスト意識(業務価値)をもっておくと、いい感じになるので、「資産運用(投資価値)」や「家計管理(採算)」とかをオススメしたりもしてます。

僕自身は「楽しさ(人間関係含む)>学び>収入」の優先順で仕事しており、ライフステージによって変わってきてます。
共通して大事にしてるのは日々のチューニング「契約、人、技術の調整と選択肢を多く持つ」「市況と時代にアップデート&予見」とかでしょうか。自身でもこのあたりは、日々勉強中です。

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