はじめに
「AI エージェント」を使おう、とよく聞きます。その中で、「Gemini CLI」がリリースされました。これを友人(@digital24s さん)と一緒に試してみました。
続いて、アプリ開発の支援に利用してみたいと思います。
Gemini CLI でアプリ開発支援する
Gemini CLI
を使ってアプリ開発を支援します。「ターミナル」画面で直接使用してもいいのですが、例えば VS Code で利用したいと思います。
VS Code のターミナル画面で利用する
まず、VS Code で「ターミナル画面」を開いて、そこで Gemini CLI
を起動します。
初心者でも分かる!VSCodeでGemini CLIを使いこなす方法 - インストールから応用まで徹底解説 #Google - Qiita
【無料でできる!】 GeminiCLIを使ってWebサイトを公開してみよう|むなかた AI×Web3エンジニア
どんな指示できるでしょうか。
> フォルダ「HelloElectron」を作って、Electron アプリの雛形のプロジェクトを作って。
プロジェクトのフォルダに package.json
が作成され、Electron に必要な node_modules
がインストールされ、main.js
、index.html
が作成されました。
> メインウィンドウのメニューは消して。
main.js
が修正されました。
> メインウィンドウにドラッグ&ドロップしたファイルの内容を表示できるようにしたい。
index.html
、main.js
など修正されました。
VS Code+Gemini Code Assist を利用する
続いて、VS Code の拡張機能 Gemini Code Assist
を導入します。
VS Code で Gemini Code Assist を使う #VSCode - Qiita
Gemini Code Assist
は、「コード補完」や「質疑応答」できますが、加えて「エージェント機能」が使えるようになりました。
Gemini CLI を Google の AI コーディングアシスタントである Gemini Code Assist と統合しました。Code Assist がテストの作成、エラーの修正、機能の構築、さらにはコードの移行までをあなたの代わりに実行します。(Gemini CLI : オープンソース AI エージェント | Google Cloud 公式ブログ)
Gemini CLI が切り拓く!待望のエージェントモード(Agent Mode)が Gemini Code Assist に! 【紹介編】
上記の続きしてみましょう。
> デバッグしやすいように launch.json を準備して。
.vscode
フォルダに launch.json
が作成されました。
> main.js などのソースファイルは「src」フォルダにまとめて。
ファイルが移動され、main.js
が修正されました。
> index.html に書かれた CSS と JS のコードはファイルを別にして。
style.css
と renderer.js
が作成され index.html
が修正されました。
修正すべきコードを提示するのでなく直接修正してくれるのは面白いですね。
[おまけ] VS Code+エージェントモードを利用する
同様の拡張機能に Cline
があります。自分は使ったことがありませんが、紹介記事を見ると Gemini Code Assist
とよく似ています。
さらに VS Code は、Gemini Code Assist
などの拡張機能を使わないで、開発支援 AI エージェント GitHub Copilot
が使えるようになりました。