拠点間VPNを構築して、そのパフォーマンスを調べるために使ったツールの覚書です。
iftop
定番。ホスト・ポート毎のトラフィックを表示してくれる。
実行例
iftop -i eth0 -l -P -m 30M
-l : リンクローカルのIPv6アドレスを表示
-P : ポートを表示
-m 30M : トラフィックのグラフのスケールを最大30Mbpsに設定
trafshow
iftopにちょっと似ているが、Layer2レベルのトラフィックも表示される。
apt-get install netdiagでインストール。
TODO: netdiagパッケージにはほかにもtcpblast, netload, netwatch, statnet, tcpsprayなど、興味深い名前のコマンドが含まれるので調査。
iptraf-ng
メニューベースで各インタフェースの状態をいろんな切り口で見ることができる。
Detailed interface statisticsをよく使う。指定したインタフェースのパケット数をサイズ別に表示してくれるので、MSS clampが効いているかの確認に便利。
iperf
実行例(ホスト側)
iperf -s
実行例(クライアント側)
iperf -c 192.168.0.1 -M 1300
-c : サーバ側のIPアドレス
-M 1300: MSSを1300に指定。IPフラグメンテーションの有無によるパフォーマンスの違いを調べるときに使う。
-V: IPv6でのテスト
glances
ネットワークだけでなく、システム全体のステータス表示を行う。
なお、インストールの際はglanceではなくglancesであることに注意。間違えると全然関係ない重量級サービスがインストールされてえらい目にあいます(あいました)。
参考リンク