ジョハリの窓とは
自分の理解、他人からの理解を4つの枠に捉えることで
自己理解のズレを減らしていくフレームワークになります。

- 開放の窓
- 盲点の窓
- 秘密の窓
- 未知の窓
の4つに分類されます
開放の窓:自分も知っていて他人も知っている自己
盲点の窓:自分は気づいていないが、他人は知っている自己
秘密の窓:自分は知っているが他人は気がついていない自己
未知の窓:自分も、他人も気がついていない自己
という風に分けられます。
個人的に思うジョハリの窓目的
- 盲点の窓
- 秘密の窓
を減らしていくこと=>つまり開放の窓の領域を広げていくことが目的になっていると思っています。
つまり開放の窓の領域を広げることでお互いの認識のずれがなくなり
コミュニケーションが円滑になることが目的だと思っています。
また他人だけが知っている自分を知ることで新しい自分の発見ができるというメリットがあります。

ドラッガー風エクササイズ・ペパボエディションとは
アジャイルサムライに記載があるチームビルディングの手法をGMOペパボ風にカスタマイズした手法です。
- 自分は何が得意なのか?
- チームメンバーは自分にどんな成果を期待していると思うか?
- 他のチームメンバーに期待することは何か?
こちらの3つの質問を答えることでお互いの期待をすり合わせることを目的とします。
通常のドラッガー風エクササイズでは
- 自分は何が得意なのか?
- どういうふうに仕事するか?
- 自分が大切に思う価値は何か?
- チームメンバーは自分にどんな成果を期待できるか?
という質問を答えることになっています
ドラッガー風エクササイズ・ペパボエディションで効果がある部分
通常のドラッガー風エクササイズは
自分の価値観、他人から自分はどう思われているのかの予測
を大切にしている質問であるのに対して
ドラッガー風エクササイズ・ペパボエディションは
- 自分が期待されていること
- 他人から期待されていること
を把握できるため
- 他人は知っていて自分は気づいていない長所
- 自分は知っているが他人は気づいていない長所
が把握できます。
このことをドラッガー風エクササイズでは期待値のすり合わせと言っていて
ジョハリの窓では開放の窓が広がると表現しています。
未知の窓をどんどん減らしていくには
盲点の窓、秘密の窓がなくなったからと言って終わりではなく、チームビルディング、コーチング等の流れの中で
開放の窓を広げる必要がある(そもそもなくなることはないと思っていますが、、)
最後に
ドラッガー風エクササイズ・ペパボエディションはよくできたフレームワークだと思っています。
自分が思うメリットをジョハリの窓の観点から記載してみました。
ご指摘等あればコメントにてお願いいたします。
引用