はじめに
DHCはREST&HTTPなAPIをブラウザから簡単に実行できるChromeアプリケーションです。

DHC自体の簡単な使い方は↓が参考になります。
DHC REST Client - RESTのAPIを実行するならこのツール
DHCでAPIを叩くときに開発と本番でエンドポイントをいちいち書き直したりするのは面倒ですよね、
そんなときはContext Attributesという変数を扱える機能を使うと便利です。
今回は開発サーバーを仮にhttps://jsonplaceholder.typicode.com/
として、
ローカルと開発でurlを変更する例を書いてみます。
コンテキストと変数を追加する
DHCを起動後、CONTEXTSからコンテキストを追加できます。
ここではlocalという名前のコンテキストを追加した後baseUrlという変数を追加しました。
次にdevelopmentというコンテキストを追加して、
同様にbaseUrl変数を追加しますが、urlは開発用のアドレスに変更します。
リクエストの書き方
リクエストを作成する時には、
{baseUrl}{version}/usersと{}の中は変数として扱われます。(この例だとversionもありますが、値が入っていないので無視されます。)画像は実際にhttps://jsonplaceholder.typicode.com/users
にGET
した結果です。

これでdevelopmentとlocalというコンテキストを切り替えるだけでリクエストに対するbaseUrlが切り替わるようになりました。これで開発/本番などbaseUrlが変わっても1つのリクエストを作成するだけで済みます。
乱数値
ちなみに{random()}
と書くとランダム値が入ります。
他にもビルトインの関数が色々使えるみたいです。
参考: DHC built-in-methods
上手く機能を活用して楽に開発していきたいですね!
PostmanとHTTPie
httpieは単にcurlの代替として、Postmanは機能が豊富っぽいので気になってます。
進化したPostmanでAPIをテストする
curlを捨ててHttpieを使おう