圧倒的な文系ですが、何とか統計検定2級に合格できたので、プロセスをまとめます。
##背景
●仕事は開発側ではなく事業側の為、RやPaython等の統計スキルは使っていない
●ただし、事業意志を決めたり関係各所と要件を詰める上で、統計的な考えがあると良い考えた
・「この機能は全ユーザにおける×%にインパクトを及ぼす」
・「数百人アンケートの結果、×%が必要と答えたので、全体としても×人のニーズが見込める」等
##自分スキル
●数学は高校1年生以来やっていない、微分・積分が何かも分からない文系
●職務は企画系。Office全般を使う
●SQL・Tableau・DOMOでデータのVisualizationが大好き
##プロセス
●4月から勉強開始、6月に1回目のテストで不合格、8月の2回目で合格
・1回目は一般試験会場、2回目はCBTでテストセンター受講
##使った教材
【最初の1か月】
●統計WEB
●日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集 2016〜2018年
・今のところ、一番新しい過去問
【2か月目以降】
●スバラシク実力がつくと評判の統計学キャンパス・ゼミ
・幸運にも職場に工学系大学院卒業の同僚がいて、貸してくれた
・統計WEBよりもずっとずっと分かりやすくて読みやすい、このおかげで何とか受かった
・ただし一部は専門的な為、その当たりは読み飛ばし(試験範囲でもない)
●日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集 2011〜2013年
・過去問の数こなさないと身につかない
##勉強の順序
●まずは統計WEBを一通り読む
●最近の過去問を解く
●分からないところ、出題傾向の高いカテゴリを参考書で理解を深める
(ここで「キャンパスゼミ」が役立った
●古い過去問を解いて慣れる
##コツ
難しくても殆ど出題されないカテゴリ・難しいがほぼ出題されるカテゴリがある為、どこに力を入れるかが重要(特に文系で数学の素養がない分、範囲を絞らないときりがない、、、)
そこで、統計検定2級出題範囲表の「小項目」単位で過去問を振り分けてみた
※過去問の対象期間;2018/11/1~2012/11/1
※過去問に小項目が書かれているのではなく、私が解きながら「この問題はこの小項目かな?」と手仕分けしたので、間違いもあります。目安と認識ください。
よって、以下を厚めに勉強した
・確率分布(キャンパスゼミが丁寧)
・確率(キャンパスゼミが丁寧)
・散布図と相関(統計WEBで理解できる)
・適合度検定,独立性の検定(統計WEBで理解できる)
・回帰分析(統計WEBで理解できる)
・確率変数(キャンパスゼミと統計WEBの併用)
・仮説検定(キャンパスゼミと統計WEBの併用)
##所感
数学知識が中学レベルで止まっている為、「一生受からないかも、、、」と不安でしたが、何とかなり安心しています。参考になれば幸いです。