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IPAの IMI 共通語彙基盤のデータ構造を可視化してみた

Last updated at Posted at 2017-05-17

出力結果

IMIコア語彙バージョン2.4.1 クラスレポート
- liquid studio 版
https://yuutakasan.github.io/imi-class-report/Core241/liquidstudio/index.html
- xs3p 版
https://yuutakasan.github.io/imi-class-report/Core241/xs3p/Core241.xsd.html#type_%E6%A6%82%E5%BF%B5%E5%9E%8B
※Github pageにあげてみました。(2017/05/18)
※コア語彙2.4.1にバージョンアップしました。

背景

システム設計するとき皆さんどう考えてますか?

最近、社内でデータベース設計をごりごりやっているのだが、
正しくデータを分類して、データ形式を整えるのは非常に時間がかかる。
また、自分が考えた設計が他人に理解しやすいかもわからない。

他社とデータ連携したり、データを購入して取り込んだり、
そういうケースがある場合、データ構造の標準化をしなければいけないし、
きれいに設計できてないと、そもそもメンテナブルな設計にならないが、
どうすればいいのか、今までシステム設計の本読むとか勉強する以外指針がなかった。

IMI 情報共有基盤 コア語彙

ここで出てくるのがIPAの語彙情報基盤だ。
語彙情報基盤では世界的なデータ交換仕様を元に、
クラスを用いてデータの標準的な構造を定義している。

データベース設計、クラス設計するときに以下を見ると
非常に洗練されていて便利。

IMI共通語彙基盤 コア語彙 バージョン2.4.1

https://imi.go.jp/core/core241
image.png

利用についての課題

ただ、実務で使おうと思うと、複雑な継承関係を持つ
この資料だと誤読もするし、結構しんどい。

例えば法人型の場合、
 概念型 < 事物型 < 実体型 < 組織型 < 業務組織型 < 法人型
と継承関係を追っていかなければ、データ構造がわからない。

実際、昨日、法人型にIDプロパティがあるかわからなかった。
※IDプロパティは事物型にあるので、4階層さかのぼらないと理解できない。

IMI 共通語彙基盤の可視化

そこで、ツールを使って語彙情報基盤の可視化を行ってみた。

これだと複雑な継承関係にある語彙がどういう構造か、どういう継承関係か一目でわかる。
18556611_1541402135904209_604672997579763205_o.jpg

また特定のクラスが何に継承されているのかも一目でわかる。
image.png

IMIコア語彙バージョン2.4.1 クラスレポート
- liquid studio 版
https://yuutakasan.github.io/imi-class-report/Core241/liquidstudio/index.html
- xs3p 版
https://yuutakasan.github.io/imi-class-report/Core241/xs3p/Core241.xsd.html#type_%E6%A6%82%E5%BF%B5%E5%9E%8B

便利!

IMI使って、みんなでメンテナブルなクラス・データベース設計をしよう!

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