初めに
DISOより音声認識ライトが発売されています。
分解や改造をしないでください。と注意書きされています。
しかし、どんなものか分解してみます。
分解
ビスなどはなく片方のボス穴に他方の突起をはめ込む構造です。
複数個所あるので隙間にカッターの刃を入れて少しずつこじ開けます。
出てきたのは小さなUSB端子のある基板です。
音声認識チップ、マイク、LED と数点のチップ部品が載っています。
音声認識チップは SSOP 16pin WANSON VB6816D が使われています。
( VB6816D 160MHz SRAM:176KB Flash:512KB BLE )
回路も調べてみました。
テスターで接続を追っただけなので間違いがあるかもしれません。
音声認識受付時に12番PINより信号が出力されています。
シリアルで認識結果を出力しているのだと思いますが内容までは解析していません。
基板の裏表に実装された2個のLEDを3個の出力ポートを並列接続してON/OFFしています。
30Ωの抵抗で電流制限されています。
"スマ―トライト"を受け付けると200msecの間、信号を反転してライトを点滅させています。
BEEP音で知らせる方法もありますが部品が増えるのでコスト削減の為と思います。
改造案 (注意書きには改造しないでくださいと記載されています。)
音声認識チップの信号 HIGHレベルが 3.3Vなのでトランジスターを1段かませてNch MOSFETをドライブしています。
R2、R3 は取り除いてください。(LOWレベルが確保できない為)