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初期構築からSymfony4を動かすまでのメモ

Last updated at Posted at 2019-03-26

はじめに

個人的にメモしてたやつだけど、もし使う人が居たらってことで構築メモを落としておく。
だけどいまはLaravelが凄いから、こんなの出してもってのもある(汗)

導入と初期設定

導入環境はWin10のWSL。WSLじゃなくてままのUbuntuでも。
Apache2とphpはXAMPPじゃなくて、個別にモジュール追加でインストール。

Apache2 and PHP install and Composer Setup

サーバー環境はUbuntuだとaptで追加していく。また導入後にphp.iniも忘れずに設定しておく。

sudo apt install curl zip git vim apache2 php8.1 mysql-server php8.1-cli php8.1-curl php8.1-intl php8.1-mbstring php8.1-xml php8.1-mysql libapache2-mod-php8.1

composerの導入

phpのパッケージ管理ツールです。入れておきましょう。

https://getcomposer.org/download/


composer高速化

2021/11/04追記
Composerがv2になってからデフォルトで高速化されるようになりました!
なので下記の対応は不要になりました。

composer v1Composerのパッケージダウンロードを並列化するプラグインPrestissimoを導入する。依存関係のパッケージが並列にダウンロードされるので、SymfonyやLaravelなどパッケージ数の多いフレームワークをComposerで利用する時には相当な時間短縮になる。 `composer global require hirak/prestissimo`

Apache2 Setup

Apacheの設定と導入したPHPのモジュール有効化からRootディレクトリの設定。そして有効化の再起動をしていく。

apache2ctl -M
sudo /usr/sbin/a2enmod rewrite
sudo vim /etc/apache2/apache2.conf
sudo vim /etc/apache2/sites-available/000-default.conf
sudo vim /etc/apache2/sites-enabled/000-default.conf
sudo service apache2 restart

Git Setup

一応でコンソールにて済ませておく。上から

  1. Githubの登録ID
  2. 同じく今度はメールアドレス
  3. カラーパターンの設定
  4. git checkoutの短縮
  5. git commitの短縮
  6. git statusの短縮
  7. git branchの短縮
  8. 勝手に改行コードを変えない為の設定
git config --global user.name "GithubID"
git config --global user.email "GithubMail"
git config --global color.ui auto
git config --global alias.co checkout
git config --global alias.ci commit
git config --global alias.st status
git config --global alias.br branch
git config --global alias.hist 'log --pretty=format:\"%h %ad | %s%d [%an]\" --graph --date=short'

インストール(v4)

昔はsymfony newとかで入れてた気がしたけど、今はcomposerでらくちん導入。

composer create-project symfony/skeleton project-name

Symphonyで使える便利なサーバの追加

昔はデフォで入ってたはずだけどv4から消えて、軽くなった感じ。確かに中身を見るとだいぶすっきりした印象がある。そしてインストールはいつものcomposer require serverでらくちん。

※サーバー起動(bin/console server:run)したが、この時点ではデフォルトルートがないよと怒られた。何もないから当然。

作成を便利に作成するやつ

CakePHPで言うならbakeがsymfonyにもあるらしい。あるのとないのじゃかなり変わってくるから、かなり助かる(触ってたのはv2だから...)。

composer require maker

コントローラー作成の助け

正式名称はannotationの省略形。

SensioFrameworkExtraBundleをインストールします。SymfonyMakerBundleは、コントローラーを作成するとき、ルーティング定義にアノテーションを使います。アノテーションによるルーティングの制御は、SensioFrameworkExtraBundleが提供する機能です。

うん、よくわからないけど便利にしてくれるみたい。

composer require annot

デバッグツール

お馴染みの大好きデバッグツールで、これがないと開発がつらい。そしてテストもできるイケメン。

composer require debug-pack

いつも使ってるテンプレートエンジン追加(v2)

色々使って、結局落ち着くTwig。Laravel bladeもかなり良いと聞くけど(Laravelの使用率と検索率を見ながら)、なんとなく自分には合わなかった。地味にSmartyも好きだったりする。

composer require twig


作って動かす

コントローラーの作成とビューの作成。

コントローラー作成

コマンドでらくちん。

./bin/console make:controller DefaultController

動かしてみる

前はココで色々と変更が必要だったけどmakeする前にtwigが入ってると自動で認識して、設定してくれるようになったみたい。便利。

./bin/console server:run


メモツールつくる

動きはなんとなく分かったから、メモツールを作ってみる。

とりあえずDemoを拡張して、更に感覚を

自分が入れたのはsymfony/skeletonで、名前の通り最低限のもの(そりゃ軽い)。なのでsymfony/symfony-demoでFull-Verを使って弄る。

composer create-project symfony/skeleton-demo symfony-demo

一応起動確認

php bin/console server:runでlocalhost:8000へ。すると日本語化されたDemoが。コレはありがたい...。

早速弄る

日本語になっているのは、どうやら言語ファイルがあるらしく、そこからロードして出してる様子。それにしてもSymfonyProfilerが有能過ぎて惚れる...。

Controller

Controllerはココに入ってた。

./src/controller

Lang

翻訳するには下記ファイルに書き足すことで翻訳追加が出来る。これによりグローバル化がかなり簡単であり、更にはSymfonyProfilerで抜けている翻訳があれば警告でお知らせをしてくれる親切機能。

./translations/messages.ja.xlf

DataBase

どうやらDemoはSQLiteを使ってデータを保存している。だけどそのやり取りをしているであろうModelが何処なのか、この時点では見当たらない。

とりあえず設定箇所はsymfonyのROOTに.envがあるのでこれで指定する。

.env.dist
DATABASE_URL=sqlite:///%kernel.project_dir%/var/data/blog.sqlite

設定後にphp bin/console doctrine:database:createで.env.distの内容を読み取って作成してくれる。この辺はLaravelとほぼ同じ。

Databaseを作る

php bin/console make:entity (DBNAME)にてsrc/Entity/(DBNAME).phpが出来るので、これを弄る。

でModelはどこよ

どうやらControllerでもDBの操作が可能みたいだけどskeleton-demoはsrc/Repository/にてDBの操作をしていた。

ん、と思ってControllerに戻るとuse App\Repository\PostRepository;の記述が、コレで呼んでたのか...。それを踏まえて読むとpublic function index(int $page, string $_format, PostRepository $posts): Responseと確かにPostRepositoryを呼んでる記述。なにこれ初見でこんなん気付けないって...。

じゃあViewは?

Controllerにて普通に呼び出されてた。ちなみに下記の$_formatはURLをそのままファイル名で呼んでいるので、そのための記述。

return $this->render('blog/index.'.$_format.'.twig', ['posts' => $latestPosts]);


まとめ

Slim3やCodeigniter3をメインとして使っていたが、慣れれば結構Symfonyも扱いやすいのではと、調べてみるとそう思った。あと割と色々と勉強で様々のフレームワークを触れてたので、意外とどうにかなった(CakePHP3 FuelPHP Laravel Lumen(Laravelのマイクロ版))。暇があればゴリッと何か作ってもいいかもと思いました(・ω・)
ただ、やはりSymfonyはYahooが採用しただけあって結構お硬いフレームワークなので学習コストが高そうとも思いました...。

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