何でも一人で抱え込むのは良くなくて、誰かと手分けしたり、協力し合っていかないとうまくいかない。
人一人が出来ることはたかが知れていて、(まれに出来る天才はいるかもしれないが・・)
あのフェルマーの最終定理を証明したアンドリュー・ワイルズも誰かの定理を使ったり、計算の協力者がいたりと、どんな天才も一人ではできなかった。
そりゃ凡人の私は絶対一人でなんて何もできませんよ。
お品書き
- オブジェクト指向って?
◆オブジェクト指向って?
ざっくり言うと、みんなで手分けしてやりましょってこと。
今までの復習はメインのクラスを作り、その中で処理をバーっと記述して処理を行ってきた。
javaのクラスには2種類のクラスがある。
実行用クラスと設計図クラス
実行用クラスとはmainメソッド
があるクラス。
今まで作ってきたから何となくわかる。
設計図クラスとは属性と操作というものを扱う。
メンバーの上半分が属性
何のデータ
を持っているか
下半分が操作
何の処理
を出来るか
一つの設計図を基に具体的なデータを入れることでたくさんの実物を作れる。
具体的なデータを入れて作った実物をオブジェクトっていう。
オブジェクトってクラスから作られるモノとか実体ということ。
設計図の中にデータと処理をひとまとめにし、オブジェクトを中心にしてプログラムを作る考え方。
今までのイメージ↓
オブジェクト指向↓
処理を切り分けていく図
各クラスに情報をまとめて、実行用クラスから呼び出して利用しよう。
持っているデータや処理を分けて、クラスを組み合わせて動かしていくのが
オブジェクト指向の考え方。
◆オブジェクト指向の何が良いの?
一つのファイルで行うと、修正がいろいろな箇所で発生しミスが起こりやすい、一人でやるしかない、多工程、時間がかかる等、大変になるが、クラスごと分担できると、開発効率、スピードもあがるし、大規模なシステムをみんなで作っていけるようになる。
メンテナンス性(保守性)もUP、メモリ効率もUP、システム化もUP!
もっとメリットはたくさんあるみたいだが今日はこの辺で。