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AppleシリコンのMacでUTM仮想環境でグレードアップ中に『Obsolete major version15』が表示された場合の対処方法

Posted at

環境
ハード :MacBook Air (15インチ, M2, 2023)
ホストOS :MacOS Sonoma14.6.1
仮想化ソフト:UTM 4.5.4
ゲストOS :Kali Linux 2024.3

状況

image.png

後でこの手続きをするようにChat-GPTから言われました。
「このメッセージは、PostgreSQLのバージョン15が古くなったため、バージョン17にアップグレードするよう促しているものです。「OK」を選択してインストールを続行した場合、次のような作業が後から必要になります。

[やるべき作業]

1,PostgreSQLのインストール状況を確認する

dpkg -l | grep postgresql

このコマンドを実行すると、インストールされているPostgreSQLのバージョンが一覧で表示され、PostgreSQL 15や17がインストールされているかどうかも確認できます。

2,新しいPostgreSQL 17のインストール確認

PostgreSQL 17がすでにインストールされていれば、次のステップに進んでください。インストールされていない場合は、次のコマンドでインストールします:

sudo apt install postgresql-17 postgresql-client-17

3,データの移行

旧バージョン(15)のデータを新バージョン(17)に移行するために、pg_upgradeclusterコマンドを使ってアップグレードを行います。次のコマンドで実行します:

sudo pg_upgradecluster 15 main

4,旧バージョン17のデフォルトクラスターを削除(必要な場合のみ)

PostgreSQL 17をインストールすると、17のデフォルトクラスター(17/main)が自動的に作成されますが、バージョン15のクラスターを17にアップグレードする場合、既存の17クラスターを削除する必要があるかもしれません。削除するには、以下のコマンドを実行します:

sudo pg_dropcluster --stop 17 main

5,旧バージョンの削除

アップグレードが完了したら、旧バージョンのPostgreSQL 15とそのクライアントパッケージを削除してシステムを整理できます:

sudo apt remove postgresql-15 postgresql-client-15

6,最後にもう一度”PostgreSQLのインストール状況を確認”してもしバージョン15が残っていて必要なければ以下を行う。

sudo apt purge postgresql-15

これらの手順でPostgreSQLの新しいバージョンにスムーズに移行できます。

#システムに必要でなくなったパッケージを自動的に削除する

sudo apt autoremove -y 

#もう必要のないパッケージのキャッシュファイルを削除する

sudo apt autoclean
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