【HOME NETWORK】第②回
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②デバイスと役割
前回のHOME NETWORK~①或る網~に続き、今回はデバイスと役割について書きます。
Router(ルーター):CATV網の屋内終端装置として、CATV網の【Wi-Fi回線】【Ethernet回線】を持ち、Note-PCとPrinter、Mobile-Phoneを収容する。
端末は3つあります。
「Note-PC」はEthernet、Wi-Fi、Bluetoothの通信が出来ます。
「Mobile-Phone」はWi-Fi、Bluetooth、モバイルキャリアNWの通信が出来ます。
PrinterはWi-Fi通信が出来ますが、印刷するにはUSB接続を使います。
また、PrinterのWi-Fi機能は利用しない事とする。
(Wi-Fi機能を利用しない理由:RouterのWi-Fi回線と混同、混信する事を懸念するため)
(LANを利用しない理由:USB接続のほうが印刷データ送信速度が速いと思われるため)
今更ですが各用語についてCOPILOTでチェック。
Routerとは?
ネットワークにおけるルーターとは? ルータは、ネットワーク内のすべてのデバイスを接続し、1つのインターネット接続を共有できるようにします。 ルーターは、イーサネットケーブルまたはワイヤレス接続を介して、コンピューター、プリンター、およびその他のエンドデバイスを互いに接続します。 ルーターをモデムに接続した後、ネットワーク内のすべてのデバイスでそのインターネット接続を共有することができます。
モデムとは?
モデムは、アナログ信号とデジタル信号を相互変換する役割を担う機器です。主に以下の点について解説します:
1. 役割と機能:
アナログ信号とデジタル信号の変換: モデムは、ADSLやCATVなどの通信回線を利用する際に使われます。これらの回線ではアナログ信号でデータの送受信が行われています。一方、スマートフォンやパソコンはデジタル信号でデータの送受信を行っているため、アナログ信号のままではデータの送受信ができません。モデムは、アナログ信号とデジタル信号を変換することで、スマートフォンやパソコンでのインターネット接続を可能にします。
ONUとの違い: 同様な役割を果たす機器にONU(光回線を利用する際に使われる接続機器)があります。ONUは光ファイバーから送られる光信号をデジタル信号に変換します。利用する回線によって、モデムを利用するべきかONUを利用するべきかが異なるため、ご自宅のインターネット環境に合わせて選ぶことが重要です。
2. モデムとルーターの違い:
ルーターは、パソコンやスマートフォンなどの複数のデバイスをインターネットと接続するための機器です。モデムやONUは基本的に1台のデバイスしか接続できませんが、ルーターを接続することで、複数のデバイスでのインターネット利用が可能になります。ルーターにはONU一体型の「ホームゲートウェイ」と呼ばれる接続機器もあります。
モデムとルーターを見分けるために確認すべきポイントは、「電話回線(光回線)のコネクタの有無」と「LANポートの個数」です。モデムには電話回線(光回線)のコネクタがありますが、ルーターにはありません。また、モデムにあるLANポートは1つですが、ルーターには4つのLANポートがあることが多いです。
Wi-Fiとは?
Wi-Fi(ワイファイ)は、**Wireless Fidelity(ワイヤレス・フィデリティ)**の略で、デバイスとインターネット回線を無線で接続する技術を指します。以下にWi-Fiについて詳しく説明します。
Wi-Fiの概要:
Wi-Fiは、無線LANとイコールで語られることが多いですが、厳密には少し違います。無線LAN(Wi-Fiではないもの)が初めて登場した頃は規格が定まっておらず、製品によって接続できない場合がありました。それを解決するために無線LANの規格を定めたものが、IEEE 802.11規格です。そしてWi-Fiは、このIEEE 802.11規格に準拠しており、相互接続が可能になっていると認められた製品に付けられるロゴのことです。ただし、販売されている無線LANの機器のほとんどにこのロゴは付いており、無線LANそのものとして使われるケースの方が多いです。なお、Wi-FiとはWireless Fidelityの略称とされていますが、それは後付けで、Hi-Fiをもじって付けられたともいわれています。
Wi-Fiの仕組み:
Wi-Fiルーターと、スマートフォンやPC、ゲーム機などWi-Fi対応端末があれば、それぞれの機器を相互接続し、インターネットに接続できます。Wi-Fiルーターからは電波が飛び、その電波を子機が受け取ることで使用可能となっています。その電波は数十メートルは届くと言われ、自宅内やカフェの店内などの範囲内では、Wi-Fiの機能が使えるということになります。なお、Wi-Fiルーターがあるだけでインターネット接続できるわけではなく、まずはプロバイダーや回線事業者との契約が必要です。
Wi-Fiを利用できるスポット:
カフェや空港、コンビニなど、街中でも多くの場所でWi-Fiを利用できます。ユーザー登録をして初めて使えるようになるWi-Fiスポットもあれば、提示されたパスワードを入力するだけで利用できるWi-Fiスポットもあります。
自宅にWi-Fiルーターを設置すれば、スマートフォンやPC、ゲーム機などをワイヤレスで接続でき、便利です。
Wi-Fiは、LANケーブルを使わずにインターネット接続できるため、多くの人々にとって便利な技術です。ただし、公衆のWi-Fiスポットを利用する際にはセキュリティに注意が必要です。
Ethernetとは?
イーサネット(Ethernet)は、主に室内や建物内でコンピュータや電子機器をケーブルで繋いで通信する有線LAN(構内ネットワーク)の主流な通信規格です。以下に詳細を説明します:
概要:
イーサネットは、1970年代前半にXerox社で開発され、現在はネットワーク通信の標準規格として広く普及しています。
有線LANの規格と言えば、ほとんどの場合、イーサネットを指します。
仕組み:
イーサネットは、物理層とデータリンク層の仕様で構成されています。
伝送媒体には銅線を用いた撚り対線ケーブルや光ファイバーケーブルが使われ、通信速度は規格の世代によって異なります。
リンク層の仕様は世代間で互換性があり、複数世代の機器が一つのネットワークに混在できます。
通信速度:
イーサネットという名称は、最も初期に策定された通信速度10 Mbps(メガビット毎秒)の諸規格(10BASE-Tなど)を指すこともあります。
現代では、その後策定された100 Mbpsの「Fast Ethernet」(ファストイーサネット)、1 Gbps(ギガビット毎秒)の「Gigabit Ethernet」(ギガビットイーサネット)、10 Gbpsの「10Gigabit Ethernet」(10ギガビットイーサネット)などの後継規格も含めてイーサネットと呼ばれます。
イーサネットは、スター型の接続形態を採用しています。ネットワークスイッチやスイッチングハブを使って、各端末を相互に接続します。
イーサネットは、企業や家庭などの有線LANの標準として広く普及しています。
USBとは?
USB(ユニバーサル・シリアル・バス)は、パソコンやスマートフォン、家電製品などのデジタル機器に広く使われる周辺機器を接続するための規格です。以下にUSBについて詳しく説明します。
1. USBとは:
USBは、パソコンなどの端末に周辺機器を接続するための規格で、1996年に初めて登場しました。
頭文字の「U」(Universal)が示すように、あらゆる周辺機器に対応できるため、最も普及した規格とされています。
現代では、スマートフォン、タブレット、デジタルカメラなど、あらゆるデジタル機器に幅広く採用されています。
2. USBの3つの特徴:
電力供給: USB経由でパソコンから電力を供給できます。バスパワーとして知られ、ポータブルHDDやUSBメモリなどに便利です。
ホットプラグ機能: パソコンの電源が入った状態でプラグの抜き挿しができるため、気軽に接続できます。
互換性: USBは完全な互換性があり、異なる世代の規格でも接続できます。
3. 便利な使い方:
データ転送: 別のパソコンへデータを転送する際に活用できます。
ヘッドホン接続: USB端子のみのパソコンにヘッドホンなどを接続できます。
スマホでマウス使用: スマホやタブレットでマウスなどを使うことができます。
異なる端子のデバイス接続: 端子が異なるデバイスをUSBで接続できます。
USBは、デジタル機器の接続において非常に便利で、現代の生活に欠かせない存在です。
Bluetoothとは?
Bluetooth(ブルートゥース)は、デジタル機器同士を近距離でワイヤレス接続するための無線通信技術の一つです。以下にBluetoothについて詳しく説明します。
1. Bluetoothとは:
Bluetoothは、マウスやイヤホンなどを無線でつなぐための技術であり、無線LANの通信規格の一部です。
近くにあるデジタル機器同士が通信をするために利用されます。例えば、パソコンで使うマウスやキーボードはBluetoothでつながっています。
Bluetoothは、通信料金がかからないため、スマートフォンやデジタル家電でデータを送受信するのに便利です。
2. Bluetoothの特徴:
近距離で機器同士がやり取りする: Bluetoothは数メートル程度の範囲でデバイス同士が通信します。
通信料金はかからない: Bluetoothの利用には追加の通信料金は発生しません。
機器同士をつなげるためのルールがある: プロファイルと呼ばれる接続ルールに従って通信します。
3. Bluetoothの通信距離:
Bluetoothの通信距離は3つのクラスに分かれています。Class1は約100m、Class2は約10m、Class3は約1mです。
通信距離はデバイスの仕様により異なります。
4. Bluetoothの使い方:
パソコンにマウスやキーボードをワイヤレスで接続
スマホにワイヤレスイヤホンやスピーカーを接続
Bluetoothでもテザリングは可能
Beaconで端末の位置情報を特定する際に利用
Bluetoothは、デバイス同士を便利に接続するための技術であり、日常生活で広く活用されています。
以上です。
「なりたい自分の、その先へ」
エンジニアファーストの会社、助け合いの共同体、
ワークスタイルは多様、集まり帰る場所のある会社
株式会社CRE-COエンジニアリングサービス
伊藤 俊広
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