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UiPath初心者向け:実務で使えるシステムが定期的にアップデートされてセレクターが変わるときについて(属性を取得アクティビティ)

Last updated at Posted at 2023-08-01

こんなことありませんか?

システムが定期的にアップデートされてセレクターの"aaname"が不安定になり、セレクターが取れない。
※"aaname"についてわからない場合は、この下にあるので、まずをそれを読んでください。
これに対して、configファイルや設定ファイルなどに"aaname"をパラメータ化し格納する方法を思いつきましたが、フローを考えたときにあまりいい方法ではないと気づきました。
簡単にですが、考えたフローを載せます。
image.png
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変数の詳細
・dtbaaname=configファイルや設定ファイルにある"aaname"一覧化したデータテーブルです。
・staaname=string型でセレクターの"aaname"の変数です。
あまりいい方法でない理由は、トライキャッチを使用しているからです。
もっと詳しくいうと想定していないエラーが起こってもキャッチに飛んでしまうからです。

セレクターの"aaname"について

UI Expolerを開いて、赤枠のところが"aaname"です。
"aaname"を見ると何か気づきませんか?
これは私のIDです。
つまり、"aaname"とはクリックする対象に固有の名前があるときに現れるもので、現れたときにはこれを絶対に選んだ方がいいです。
image.png

どのように実装したか?

この記事で紹介した属性を取得アクティビティを使用しました。

実際のフローについて

属性を取得アクティビティを利用して、"aaname"を取得し、それをセレクターの変数として"aaname"に入れてあげることで、今回の問題は解決します。
運用のことも考えて、どんな"aaname"を取ったかログで残すとデータも取れます。
image.png
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変数の詳細
・staaname=string型でセレクターの"aaname"の変数です。
注意点
UI Expolerを開いて、"aaname"を必ず外すことです。
理由は、"aaname"が不安定な状態のためエラーが起こっているのに、ここで"aaname"にチェックを入れてしまうと同じエラーになるだけです。
image.png

最後に

今回のフローはUiPath_2023.6.1verで作成したので少し違和感があると思います。
属性を取得アクティビティはいろんなものを取得できるので、これを知っておくととても便利です。

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