こんなことありませんか?
システムが定期的にアップデートされてセレクターの"aaname"が不安定になり、セレクターが取れない。
※"aaname"についてわからない場合は、この下にあるので、まずをそれを読んでください。
これに対して、configファイルや設定ファイルなどに"aaname"をパラメータ化し格納する方法を思いつきましたが、フローを考えたときにあまりいい方法ではないと気づきました。
簡単にですが、考えたフローを載せます。
変数の詳細
・dtbaaname=configファイルや設定ファイルにある"aaname"一覧化したデータテーブルです。
・staaname=string型でセレクターの"aaname"の変数です。
あまりいい方法でない理由は、トライキャッチを使用しているからです。
もっと詳しくいうと想定していないエラーが起こってもキャッチに飛んでしまうからです。
セレクターの"aaname"について
UI Expolerを開いて、赤枠のところが"aaname"です。
"aaname"を見ると何か気づきませんか?
これは私のIDです。
つまり、"aaname"とはクリックする対象に固有の名前があるときに現れるもので、現れたときにはこれを絶対に選んだ方がいいです。
どのように実装したか?
この記事で紹介した属性を取得アクティビティを使用しました。
実際のフローについて
属性を取得アクティビティを利用して、"aaname"を取得し、それをセレクターの変数として"aaname"に入れてあげることで、今回の問題は解決します。
運用のことも考えて、どんな"aaname"を取ったかログで残すとデータも取れます。
変数の詳細
・staaname=string型でセレクターの"aaname"の変数です。
注意点
UI Expolerを開いて、"aaname"を必ず外すことです。
理由は、"aaname"が不安定な状態のためエラーが起こっているのに、ここで"aaname"にチェックを入れてしまうと同じエラーになるだけです。
最後に
今回のフローはUiPath_2023.6.1verで作成したので少し違和感があると思います。
属性を取得アクティビティはいろんなものを取得できるので、これを知っておくととても便利です。