「クリック」アクティビティが機能しないということありませんか?
テストしているときに、「クリック」アクティビティでエラーになってしまう。
そこで「要素の存在の確認」や「待機」アクティビティをしてもまだエラーになる。
- 「要素の存在を確認」アクティビティについては↓を確認してください。
UiPath初心者向け:実務で使える入力アクティビティがシステム、
サイトとの相性が悪い場合について(待機アクティビティ)
https://qiita.com/thxUVER2012/items/0e3954395b2e5ec436bf
そのため、セレクターを確認する。
しかし、セレクターは取れているのに、クリックしてくれない。
これはシステム、サイトとUiPathとの相性が悪いです。
そこでどうするか?
リトライスコープ
このアクティビティは、①~②を設定するとクリックを指定した回数実行してくれます。
①「リトライの回数」はアクション(赤い丸)内のアクティビティを何回繰り返したいかを数字で入力します。
②「リトライの間隔」繰り返す際の間隔の時間をhh : mm : ssで入力します。
実践的にするなら
具体的に①、②を埋めました。
さらに「クリック」アクティビティを入れてみました。
今回の問題に対しては、画像のようにするとクリックしてくれます。
3回繰り返し、10秒間隔で解決しました。
補足すると緑の枠内に「リトライスコープ/3回10秒」と書いてあります。
これを記載することで運用・保守時にプロパティを開くかなくともすぐに確認できます。
最後に
今後もこのような記事を書いていくので、困っている方の助けになればいいなと思っています。