この記事の対象者
- 暗号方式の仕組みをイメージとともに覚えたい人
- 基本情報等の試験に挑戦する人
暗号方式とは
混乱しやすいですが、暗号方式と暗号化アルゴリズムは別の概念となります。
- 暗号方式:暗号化と複合のプロセス全体を含む枠組みや方法論
- 暗号化アルゴリズム:データを暗号化する具体的な数学的手順や規則
当記事では暗号化方式を紹介するので、また別の記事でアルゴリズムについては扱っていきたいと思います。
暗号化方式で代表的なのは暗号鍵・復号鍵を使った「共通鍵暗号方式」「公開鍵暗号方式」「ハイブリッド暗号方式」の3つ!余裕があったら今後他の方式も調べようかと思います。
そもそも「鍵」って??
暗号化・復号化で用いられる「鍵」とは、データを変換するときに用いられる値です。
暗号化アルゴリズムそのものだと思われがちなのですが、内容をしっかり押さえておきましょう!
例えば以下の前提の上で相手にデータを送る場合を考えてみます。
<前提>
・相手に送るデータ:「リンゴがおいしい」
・暗号化アルゴリズム:鍵の文字列をデータに1文字ずつ挟む
・鍵:「あいうえお」
<暗号化と復号化の流れ>
鍵のデータを「リンゴがおいしい」に1文字ずつ挟むと暗号化データが作成できます。
(図1.暗号化の流れ)
相手にデータが送られた後は逆に暗号化データから鍵のデータを1文字ずつ抜くことで解読できます。
(図2.復号化の流れ)
アルゴリズムは「方式」で、鍵はデータ変換時の「設定値」だということが分かりましたね。
暗号方式の仕組み
1.共通鍵暗号方式
準備中
2.公開鍵暗号方式
準備中
3.ハイブリット暗号方式
準備中
まとめ
準備中
表を使って説明・・・メリット、デメリット、利用例
暗号化のポイント!
・暗号化を実現する枠組みや方法論が「暗号方式」、具体的な手順や規則が「暗号化アルゴリズム」、データを変換する設定値が「鍵」と呼ばれる
・暗号方式は「鍵」の使い方で「共通鍵暗号方式」「公開鍵暗号方式」「ハイブリッド暗号方式」の3つに分かれる