想定読者
ランタイムエラーやバグが出ても自分で直せない人
結論
問題を解決したいときは、まずは問題自体を分析してください😤
その問題は
なにが
どこで
なぜ
どのような条件で
起きているのかを具体的にしてください。
カレー作りを例にすると
「自分で作ったカレーが不味い」とします🤯
「次はおいしく作りたい」とします。
どうしたらよいでしょうか?
水の量を変える
カレー粉の量を変える
カレー粉の味を変える
などが考えられますね。
他にも様々な対策案が出せると思いますが、
「どれが効果的なのか」は分からないと思います。
それに「量を変える」と言っても、減らすのか増やすのかが曖昧です。
でも「不味い」ではなく「薄い(から不味い)」というように、
問題を具体的にしてみるとどうでしょうか?
「水を減らす」または「カレー粉の量を増やす」が効果的であることが分かります😊
プログラムを例にすると
「エラーが出た」とします🤯
「このエラーを解決したい」とします。
カレーのときと同じようにいろいろな対策案は出せますが、
これも「どれが効果的なのか」は分からないと思います。
方針レベルのことは考えられても、実際に実施するのは難しいでしょう。
しかし「エラーが出た」ではなく
「(ファイル名) の ○○行目 で ○○Exception が出た」であれば、
ある程度対策案を絞り込むことができます。
その原因として「○○ の値が ○○ だから」ぐらいの粒度まで分析できれば、
問題はほとんど解決したようなものです。
まとめ
エラーなど問題が発生したときは問題自体を分析せよ😤
問題を分析しない限り解決もできない
補足
「エラーが出ました」と誰かに相談すると、大抵はこんな質問をされると思います。
・「どんな内容のエラーが出たの?」
・「どんな条件でエラーが出るの?」
・「どこでエラーが出たの?」
・「エラーの原因は?」
・「エラーが出る操作をもう1回やってみて」
これらの質問も結局のところ、問題自体を分析しているだけに過ぎません。
これからはこれらの質問を自分自身にしてみて、
問題分析力を上げていけば、問題解決力も自ずと上がっていきます🥰