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i3(LARBS)を使ってみる

Last updated at Posted at 2019-03-23

動機

この動画を見てからneomuttを使い始めたんだけど、ウィンドウの挙動が気になった。
どうやらi3という「タイル型ウィンドウマネージャ」を使っているらしい。ちょっと使ってみたら「めちゃめちゃ良さげやんけ・・・!!」となったので導入したときのメモ。

環境

  • ArcoLinux v19.03.3
  • ThinkPad X1 Carbon 2018(USキーボード)
  • マルチモニタ
  • i3

ArcoLinuxのインストール

この記事を参考にした。

ArcoLinuxは結構最初からイイ感じにしてくれてるので最高。

i3環境の構築

muttの動画を紹介してるLuke Smithがスーパー便利なものを教えてくれる。
その名もLARBS
実行するのは↓だけ。

$ su 
# curl -LO larbs.xyz/larbs.sh
# bash larbs.sh

あとはユーザ名とパスワードを決めるだけで

  • 必要なパッケージのインストール
  • i3の見た目をイイ感じに

したユーザが作れるよ!!最高!
ユーザ名とパスワード入れればすべての設定をやってくれる。
今回はユーザ名testで作成。

i3環境のカスタマイズ

i3環境の構築が終わったらログアウト->右上のxfをクリック->i3を選択 ですぐにイケてるi3環境を使うことができるけど、その前に個人的な設定を入れていく。

ModをSuper->Altに

i3ではMod(LARBSのデフォルトはSuperキー)+なにか で操作していくことになるが、個人的に押しにくかったのでAltにしたい。

testユーザにスイッチ
# su - test 
[test@arcolinux ~]$ 

はい!この時点でなんかイケてる!

~/.config/i3/configを編集
[test@arcolinux ~]$ cd .config/i3
[test@arcolinux i3]$ vim config 

はい!vimもなんかすげぇカスタマイズされてる!!カスタマイズされすぎて面白い!!!
実際に使ってるのは ~/.profile のEDITERで指定してるnvim。なので使いたいエディタをここに書けば簡単に変えられる。BROWSERとかTERMINALもお好きなものに。

編集するのは15行目

~/.config/i3/config(before)
set $mod Mod4
~/.config/i3/config(after)
set $mod Mod1

これでAltキーでいろいろ操作できる。

fcitxの設定

日本語設定はインストールのときにやったじゃん・・?って感じだけど、i3のために改めて設定しなきゃいけない。日本語入力ができなくて悲しい思いをするので先に設定しておく。

fcitxをi3でも起動する

編集するのはさっきと同じ~/.config/i3/config

$ vim config

どこに書いてもいいらしい。
けど、Starting External Scripts のあたりに書いとくとわかりやすい気がする。
ということで47行目とかにfcitxを起動する設定を入れる。

~/.config/i3/config
# Run fcitx
exec --no-startup-id fcitx

↑で日本語入力できるとおもいきや

多分できない。
ちょっと調べると~/.xinitrcにGTK_IM_MODULE=fcitxとか書くんだよ!的なのがヒットするけど、
ここはあえて~/.xprofileに書いていく。

ちなみに、LARBSで~/.xprofile~/.profile のシンボリックリンクとして作成されているので、直接~/.profileを編集してもOK。
27〜31行目に書いておくとイイ感じ?

~/.xprofile
# Use fcitx
export DefaultImModule=fcitx
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx

多分これでi3にログインしても日本語入力ができるようになっているはず。

Caps->Super(+Esc)->Ctrl

LARBSでCapsLockはSuper(とEsc)になっている。
というのもデフォルトでModにSuperが使われていて、ここにあると便利だからだと思う。 
ModにはAltを当ててこの設定は意味が半減している+CtrlがCapsにないと無理なので
設定を変更していく。

まず、CapsLockをSuperにしている設定ファイルを確認。

~/.scripts/tools/remaps
[test@arcolinux ~]$ cat .scripts/tools/remaps 
#!/bin/sh
# This script is called by i3 on startup to remap keys.
# Increase key speed via a rate change
xset r rate 300 50
# Map the caps lock key to super...
setxkbmap -option caps:super  <-CapsLockをSuperに
# But when it is pressed only once, treat it as escape.
killall xcape 2>/dev/null ; xcape -e 'Super_L=Escape' <-一瞬だけCapsLockを押したら左Superに
# Map the menu button to right super as well.
xmodmap -e 'keycode 135 = Super_R'

正直よくわかんない。
多分全部書き換えちゃえば大丈夫じゃね?という乱暴な発想で消す。
でもちょっと勉強になりそうなのでとっておく。

~/.scripts/tools
[test@arcolinux tools]$ cp -ip remaps .remaps 
[test@arcolinux tools]$ diff remaps .remaps 
[test@arcolinux tools]$ 
[test@arcolinux tools]$ echo "" > remaps
[test@arcolinux tools]$ vim remaps 
remaps
setxkbmap -option ctrl:swapcaps

これで日本語入力はいい感じになるはず。

i3でログイン

ログアウト+i3選択(多分右上?)してログイン

マルチモニター

モニターに接続して使用する場合、どっかで設定を保存・読み込む必要がある。

Mod+F3(or terminalでarandrうつ) でモニタの設定をいい感じに。

autorandrをインストール。
autorandrは現在のモニタ設定を保存・復元してくれるやつ。

# pacman -S autorandr
# su - test 
$ autorandr -s default

これで現在の設定が保存される。
あとは↓をi3のconfigにかいておけばOKなはず

~/.config/i3/config
exec --no-startup-id autorandr -c

おまけ

ホームディレクトリは英語にしたい

LANG=C xdg-user-dirs-update --force
ls | grep -v ^[A-Z].* | xargs rmdir
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