html
セレクタで指定した要素の中で,最初の要素のHTMLコンテンツを取得または設定する.
取得
//基本形
const content = $('selector').html();
//例
const content = $('p').html(); //取得
設定
//基本形
$('selector').html('newContent');
//例
$('div').html('<p>追加内容</p>');
-
selector
:取得または設定したい要素を指定する. -
newContents
:追加したいコンテンツを指定する.HTMLタグは識別できる.
text
セレクタで指定した要素のテキストデータを取得または設定を行う.
取得
//基本形
const content = $('selector').text();
//例
const content = $('p').text();
設定
//基本形
$('selector').text('newContent');
//例
$('p').text('HelloWorld');
-
selector
:取得または設定したい要素を指定する. -
newContent
:追加したいコンテンツを指定する.HTMLタグは識別されないため,HTMLタグを書いてもそのまま出力される.
htmlとtextの違い
2つはどちらも,要素を取得したり,設定するために利用することができるメソッドであるが,少し異なる.
取得・設定する要素 | HTMLタグの識別 | |
---|---|---|
html |
上から該当する最初の要素のみ | する |
text |
該当する全ての要素 | しない |
append
セレクタで指定した要素の中で最後に要素を追加する.
//基本形
$('selector').append('newContent');
//例
$('div').append('<p>Hello, World</p>');
/*結果
<div>
<p>元からある要素</p>
<p>Hello,World</p>
</div>
*/
-
selector
:追加する要素を入れる要素を指定する. -
newContent
:追加したいコンテンツを指定する.(HTMLタグは識別される)
prepend
セレクタで指定した要素の中で最初に要素を追加する.
//基本形
$('selector').prepend('newContent');
//例
$('div').prepend('<p>Hello, World</p>');
/*結果
<div>
<p>Hello,World</p>
<p>元からある要素</p>
</div>
*/
-
selector
:追加する要素を入れる要素を指定する. -
newContent
:追加したいコンテンツを指定する.(HTMLタグは識別される)
after
セレクタで指定した要素の後ろに要素を追加する.
//基本形
$('selector').after('newContent');
//例
$('div').after('<p>Hello, World</p>');
/*結果
<div>
<p>元からある要素</p>
</div>
<p>Hello,World</p>
*/
-
selector
:どの要素の後ろに追加するかを指定する. -
newContent
:追加したいコンテンツを指定する.(HTMLタグは識別される)
before
セレクタで指定した要素の前に要素を追加する.
//基本形
$('selector').before('newContent');
//例
$('div').before('<p>Hello, World</p>');
/*結果
<p>Hello,World</p>
<div>
<p>元からある要素</p>
</div>
*/
-
selector
:どの要素の前に追加するかを指定する. -
newContent
:追加したいコンテンツを指定する.(HTMLタグは識別される)
insertAfter
セレクタで指定した要素を,引数で指定した要素の後ろに追加する.
after
とはセレクタとコンテンツの順番が逆である.
//基本形
$('newContent').insertAfter('selector');
//例
$('<p>helloWorld</p>').insertAfter('div');
-
selector
:どの要素の後ろに追加するかを指定する. -
newContent
:追加したいコンテンツを指定する.(HTMLタグは識別される)
insertBefore
セレクタで指定した要素を,引数で指定した要素の前に追加する.
before
とはセレクタとコンテンツの順番が逆である.
//基本形
$('newContent').insertBefore('selector');
//例
$('<p>helloWorld</p>').insertBefore('div');
selector
:どの要素の前に追加するかを指定する.newContent
:追加したいコンテンツを指定する.(HTMLタグは識別される)
remove
//基本形
$('selector').remove();
$('selector').remove('contains:("content")');//要素の中身で削除する要素を指定する
//例
$('p').remove();
$('p').remove('contains:("Hello")');//"Hello"を含むp要素を削除
-
selector
:削除したい要素を指定する.該当するもの全てを削除する. -
contains()
:含んでいる文字列で削除する要素を指定する.
empty
セレクタで指定した要素の小要素を全て削除する
//基本形
$('selector').empty();
//例
$('div').empty();
/*結果
<div>
<p>元からある要素</p>
</div>
↓
<div>
</div>
*/
-
selector
:削除したい小要素を含む親要素を指定する.親要素自体は残る.
wrap
指定した要素を,指定した新たなタグ要素で囲む.
//基本形
$('selector').wrap('tagName');
//例
$('p').wrap('<div class='wrap'><div>');
-
selector
:囲みたい要素,コンテンツを指定する. -
tagName
:指定した要素を何で囲むかを指定する.
unwrap
wrapの逆で,指定した要素を囲む親要素を削除する.
//基本形
$('selector').unwrap();
//例
$('p').unwrap(); //p要素を囲む親要素を削除する.
-
selector
:削除したい親要素の中にある小要素を指定する.
clone
指定した要素をコピーする.
//基本形
const copy = $('selector').clone(論理値); //論理値がtrueでコピーを取得
//例
const copy = $('selector').clone(true);
copy.appendTo('div'); //コピーした要素を複製
-
selector
:コピーしたい要素を指定. -
論理値
:true→完全にコピー,false→一部だけコピー
replaceWith
指定した要素を新たに指定した要素に置き換える.
//基本形
$('selector').replaceWith('contents');
//例
$('div').replaceWith('<p>HelloWorld</p>');
/*結果
<div>
<p>元の要素</p>
</div>
↓
<p>HelloWorld</p>
*/
-
selector
:置き換え先の要素を指定する. -
contents
:置き換え後の要素を指定する.
replaceAll
指定した要素を新たに指定した要素に置き換える.
replaceWithとは要素の指定する順番が逆となる.
//基本形
$('contents').replaceWith('selector');
//例
$('<p>HelloWorld</p>').replaceWith('div');
-
selector
:置き換え先の要素を指定する. -
contents
:置き換え後の要素を指定する.
contents
指定した要素の小要素,テキストノード,コメントノードを取得する.
//基本形
const content = $('selector').contents();
//例
const allContents = $('div').contents();
/*HTMLの例
<div>
テキストノード
<p>小要素</p>
<!-- コメントノード -->
</div>
*/
/*結果
allContents =
[ テキストノード, <p>小要素</p>, <!-- コメントノード --> ]
*/
-
selector
:小要素・テキストノード・コメントノードを取得したい要素を指定する.
contentsメソッドは,取得したコンテンツを配列として返す.
offset
指定した要素の表示座標を取得する.
左上を原点としたX・Y座標を取得することができる.
//基本形
const position = $('selector').offset();
//例
const position = $('p').offset();
console.log(position);
//出力結果=>{"top":⚪︎⚪︎, "left":⚪︎⚪︎}
-
selector
:X・Y座標を取得したい要素を指定する.
出力結果のtop
はY座標,left
はX座標を表す.
position
指定した要素の表示座標を取得する.
親要素を原点としたX・Y座標を取得することができる.
//基本形
const position = $('selector').position();
//例
const position = $('p').position();
console.log(position);
//出力結果=>{"top":⚪︎⚪︎, "left":⚪︎⚪︎}
-
selector
:X・Y座標を取得したい要素を指定する.
scrollTop
要素内の垂直スクロールの位置を取得または設定する.
取得
//基本形
var ScrollPosition = $(selector).scrollTop();
//例
var ScrollPosition = $('window').scrollTop(); //画面の垂直スクロール位置を取得
設定
//基本形
$(selector).scrollTop(数値);
//例
$('window').scrollTop(200); //画面のスクロール位置を設定
-
selector
:垂直スクロールの位置を取得または設定したい要素を指定する. -
数値
:垂直スクロールさせるピクセル数を指定する.
取得するデータや設定する数値はピクセル数となる.
一般的に画面のスクロール位置を取得・設定する場合の対象要素はwindowである.
scrollLeft
要素内の水平スクロールの位置を取得または設定する.
取得
//基本形
var ScrollPosition = $(selector).scrollLeft();
//例
var ScrollPosition = $('window').scrollLeft();
設定
//基本形
$(selector).scrollLeft(数値);
//例
$('window').scrollLeft(200);
-
selector
:水平スクロールの位置を取得または設定したい要素を指定する. -
数値
:水平スクロールさせるピクセル数を指定する.
scrollTop
と同様に,取得するデータや設定する数値はピクセル数となる.
一般的に画面のスクロール位置を取得・設定する場合の対象要素はwindowである.