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jQuery HTML系メソッド

Last updated at Posted at 2023-07-31

html

セレクタで指定した要素の中で,最初の要素のHTMLコンテンツを取得または設定する.
取得

//基本形
const content = $('selector').html();

//例
const content = $('p').html(); //取得

設定

//基本形
$('selector').html('newContent');

//例
$('div').html('<p>追加内容</p>');
  • selector:取得または設定したい要素を指定する.
  • newContents:追加したいコンテンツを指定する.HTMLタグは識別できる.

text

セレクタで指定した要素のテキストデータを取得または設定を行う.
取得

//基本形
const content = $('selector').text();

//例
const content = $('p').text();

設定

//基本形
$('selector').text('newContent');

//例
$('p').text('HelloWorld');
  • selector:取得または設定したい要素を指定する.
  • newContent:追加したいコンテンツを指定する.HTMLタグは識別されないため,HTMLタグを書いてもそのまま出力される.

htmlとtextの違い

2つはどちらも,要素を取得したり,設定するために利用することができるメソッドであるが,少し異なる.

取得・設定する要素 HTMLタグの識別
html 上から該当する最初の要素のみ する
text 該当する全ての要素 しない

append

セレクタで指定した要素の最後に要素を追加する.

//基本形
$('selector').append('newContent');

//例
$('div').append('<p>Hello, World</p>');

/*結果
<div>
    <p>元からある要素</p>
    <p>Hello,World</p>
</div>
*/
  • selector:追加する要素を入れる要素を指定する.
  • newContent:追加したいコンテンツを指定する.(HTMLタグは識別される)

prepend

セレクタで指定した要素の最初に要素を追加する.

//基本形
$('selector').prepend('newContent');

//例
$('div').prepend('<p>Hello, World</p>');

/*結果
<div>
    <p>Hello,World</p>
    <p>元からある要素</p>
</div>
*/
  • selector:追加する要素を入れる要素を指定する.
  • newContent:追加したいコンテンツを指定する.(HTMLタグは識別される)

after

セレクタで指定した要素の後ろに要素を追加する.

//基本形
$('selector').after('newContent');

//例
$('div').after('<p>Hello, World</p>');

/*結果
<div>
    <p>元からある要素</p>
</div>
<p>Hello,World</p>
*/
  • selector:どの要素の後ろに追加するかを指定する.
  • newContent:追加したいコンテンツを指定する.(HTMLタグは識別される)

before

セレクタで指定した要素のに要素を追加する.

//基本形
$('selector').before('newContent');

//例
$('div').before('<p>Hello, World</p>');

/*結果
<p>Hello,World</p>
<div>
    <p>元からある要素</p>
</div>
*/
  • selector:どの要素の前に追加するかを指定する.
  • newContent:追加したいコンテンツを指定する.(HTMLタグは識別される)

insertAfter

セレクタで指定した要素を,引数で指定した要素の後ろに追加する.
afterとはセレクタとコンテンツの順番が逆である.

//基本形
$('newContent').insertAfter('selector');

//例
$('<p>helloWorld</p>').insertAfter('div');
  • selector:どの要素の後ろに追加するかを指定する.
  • newContent:追加したいコンテンツを指定する.(HTMLタグは識別される)

insertBefore

セレクタで指定した要素を,引数で指定した要素のに追加する.
beforeとはセレクタとコンテンツの順番が逆である.

//基本形
$('newContent').insertBefore('selector');

//例
$('<p>helloWorld</p>').insertBefore('div');
  • selector:どの要素の前に追加するかを指定する.
  • newContent:追加したいコンテンツを指定する.(HTMLタグは識別される)

remove

//基本形
$('selector').remove();
$('selector').remove('contains:("content")');//要素の中身で削除する要素を指定する 

//例
$('p').remove();
$('p').remove('contains:("Hello")');//"Hello"を含むp要素を削除
  • selector:削除したい要素を指定する.該当するもの全てを削除する.
  • contains():含んでいる文字列で削除する要素を指定する.

empty

セレクタで指定した要素の小要素を全て削除する

//基本形
$('selector').empty();

//例
$('div').empty();

/*結果
<div>
    <p>元からある要素</p>
</div>
↓
<div>
</div>
*/
  • selector:削除したい小要素を含む親要素を指定する.親要素自体は残る.

wrap

指定した要素を,指定した新たなタグ要素で囲む.

//基本形
$('selector').wrap('tagName');

//例
$('p').wrap('<div class='wrap'><div>');
  • selector:囲みたい要素,コンテンツを指定する.
  • tagName:指定した要素を何で囲むかを指定する.

unwrap

wrapの逆で,指定した要素を囲む親要素を削除する.

//基本形
$('selector').unwrap();

//例
$('p').unwrap(); //p要素を囲む親要素を削除する.
  • selector:削除したい親要素の中にある小要素を指定する.

clone

指定した要素をコピーする.

//基本形
const copy = $('selector').clone(論理値); //論理値がtrueでコピーを取得

//例
const copy = $('selector').clone(true);
copy.appendTo('div'); //コピーした要素を複製
  • selector:コピーしたい要素を指定.
  • 論理値:true→完全にコピー,false→一部だけコピー

replaceWith

指定した要素を新たに指定した要素に置き換える.

//基本形
$('selector').replaceWith('contents');

//例
$('div').replaceWith('<p>HelloWorld</p>');

/*結果
<div>
    <p>元の要素</p>
</div>
↓
<p>HelloWorld</p>
*/
  • selector:置き換え先の要素を指定する.
  • contents:置き換え後の要素を指定する.

replaceAll

指定した要素を新たに指定した要素に置き換える.
replaceWithとは要素の指定する順番が逆となる.

//基本形
$('contents').replaceWith('selector');

//例
$('<p>HelloWorld</p>').replaceWith('div');
  • selector:置き換え先の要素を指定する.
  • contents:置き換え後の要素を指定する.

contents

指定した要素の小要素,テキストノード,コメントノードを取得する.

//基本形
const content = $('selector').contents();

//例
const allContents = $('div').contents();

/*HTMLの例
<div>
  テキストノード
  <p>小要素</p>
  <!-- コメントノード  -->
</div>
*/

/*結果
allContents = 
[ テキストノード, <p>小要素</p>, <!-- コメントノード  --> ]
*/
  • selector:小要素・テキストノード・コメントノードを取得したい要素を指定する.

contentsメソッドは,取得したコンテンツを配列として返す.

offset

指定した要素の表示座標を取得する.
左上を原点としたX・Y座標を取得することができる.

//基本形
const position = $('selector').offset();

//例
const position = $('p').offset();
console.log(position);

//出力結果=>{"top":⚪︎⚪︎, "left":⚪︎⚪︎}
  • selector:X・Y座標を取得したい要素を指定する.

出力結果のtopはY座標,leftはX座標を表す.

position

指定した要素の表示座標を取得する.
親要素を原点としたX・Y座標を取得することができる.

//基本形
const position = $('selector').position();

//例
const position = $('p').position();
console.log(position);

//出力結果=>{"top":⚪︎⚪︎, "left":⚪︎⚪︎}
  • selector:X・Y座標を取得したい要素を指定する.

scrollTop

要素内の垂直スクロールの位置を取得または設定する.
取得

//基本形
var ScrollPosition = $(selector).scrollTop();

//例
var ScrollPosition = $('window').scrollTop(); //画面の垂直スクロール位置を取得

設定

//基本形
$(selector).scrollTop(数値);

//例
$('window').scrollTop(200); //画面のスクロール位置を設定
  • selector:垂直スクロールの位置を取得または設定したい要素を指定する.
  • 数値:垂直スクロールさせるピクセル数を指定する.

取得するデータや設定する数値はピクセル数となる.
一般的に画面のスクロール位置を取得・設定する場合の対象要素はwindowである.

scrollLeft

要素内の水平スクロールの位置を取得または設定する.
取得

//基本形
var ScrollPosition = $(selector).scrollLeft(); 

//例
var ScrollPosition = $('window').scrollLeft();

設定

//基本形
$(selector).scrollLeft(数値);

//例
$('window').scrollLeft(200);
  • selector:水平スクロールの位置を取得または設定したい要素を指定する.
  • 数値:水平スクロールさせるピクセル数を指定する.

scrollTopと同様に,取得するデータや設定する数値はピクセル数となる.
一般的に画面のスクロール位置を取得・設定する場合の対象要素はwindowである.

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