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React コンポーネント

Last updated at Posted at 2023-10-17

コンポーネントの作り方

Reactにおける,コンポーネントの記述方法は,関数を利用する関数コンポーネントクラスを使用するクラスコンポーネントの2つがある.

関数コンポーネント

function FunctionComponent() {
	return (
		<div>
			<h1> Hello, World! </h1>
		</div>
	);
}

export default FunctionComponent;
const FunctionComponent = () => {
	return (
		<div>
			<h1> Hello, World! </h1>
		</div>
	);
}

export default FunctionComponent;

このように関数コンポーネントは,関数を利用して定義を行う.関数の定義方法として,通常の関数とアロー関数があるため,関数コンポーネントの定義に両方とも利用することができる.

クラスコンポーネント

class ClassComponent extends React.Component {
	render(){
		return(
			<div>
				<h1> Hello, World! </h1>
			</div>
		);
	}
}

クラスコンポーネントを定義する場合は,React.Conponentを継承するクラスで定義を行う.
renderメソッドはReactのクラスコンポーネントで定義される特別なメソッドで必ず実装する必要がある.コンポーネントの描画が行われる際に呼び出され,JSXを返す役割を持つ.

親コンポーネントと子コンポーネント

Reactではコンポーネントの中で別のコンポーネントを使うため,重要な概念として親コンポーネント子コンポーネントという関係がある.

親コンポーネント:使う側

const ParentComponent() {
	return(
		<div>
			<ChildComponent />
		</div>
	)
}

使われる側:子コンポーネント

const ChildComponent() {
	return(
		<div>
			<p>Hello React!!</p>
		</div>
	)
}

このように,親コンポーネントとなるParentComponentが子コンポーネントであるChildComponentを使用する.

親コンポーネントから子コンポーネントへのデータの受け渡しはpropsというオブジェクトを利用する.propsについては別にまとめた.

コンポーネントを書く際の注意点

コンポーネントを記述していく上で,注意しなければいけないことがいくつかある.

1.タグ名の頭文字

//間違った書き方
const myComponent = () => {
	// ...
}

//正しい書き方
const MyComponent = () => {
	// ...
}

Reactでは,コンポーネントのタグ名は大文字で始める必要がある.小文字で始まるタグはHTMLの組み込む要素として認識される.コンポーネントは独自に作成されたものであることを示すために,大文字で始める必要がある.

2.クラス属性はclassではなく,className

//HTML
<div class="my-class">Content</div>

//React
<div className="my-class">Content</div>

タグにクラス属性を指定する場合は,classではなくclassNameを利用する.これは,JavaScriptのclassと違いをつけるためにclassName属性を使用する.

3.returnは1つの要素だけ

// エラー
return(
	<p>1つ目</p>
	<p>2つ目</p>
)
//正解パターン1
return(
	<div>
		<p>1つ目</p>
		<p>2つ目</p>
	</div>
)
//正解パターン2
return(
	<React.Fragment>
		<p>1つ目</p>
		<p>2つ目</p>
	</React.Fragment>
)
//正解パターン3
return(
	<>
		<p>1つ目</p>
		<p>2つ目</p>
	</>
)

returnで返すものは1つだけなので,複数の要素を返すとエラーが起きてしまう.
<div>タグで1つにまとめるか,<React.Fragment>で囲むことで,1つの要素として返すことができる.また,<React.Fragment>は省略可能で,<> </>でも良い.

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