転職して正社員にしていただき数ヶ月経ちました
略歴等
8年間続けた非IT系の前職で、2年前超過勤務により予期せず病休離職⇒お正月から3ヶ月閉鎖病棟⇒寛解&回復の後、公共職業訓練および民間プログラミングスクールや無料プログラミング共助学習コミ二ティ「Progaku」 、本、Qiita等を通して、プログラミング(PHPやPython、VBA等)やAdobeソフト(PhotoshopやIllustrator)を学び、有り難く、ある会社に正社員として採用をいただき約半年が経ち、今も働かせてもらっている33歳のクソジジイです。
※IT企業とメーカーの間のような会社のため、純粋なIT企業ではないかもですが(-_-;)一応大枠では「エンジニア」に入る??(部署によって使用するソフトや言語、エディターがかなり違います。今の業務ではAdobeソフトばかりさわってます。今後もしかしたらPythonちょっとさわる(かも)※意外とLinuxコマンドとか言語以外のインフラ???も少し囓った経験が今のところ一番役に立ってます。後は公共職業訓練)
ところで最近、「IT業界への未経験転職が厳しくなった」
という話をよく聞きます。自分も運が良かっただけかも知れません。そのため、半年ほど前以下Qiitaに書いたように転職フェアや商工会議所等主催の企業説明会を何度もうろうろする中で知った「実はプログラミングとかネットワークに強い人材を(少数ではあるが)求めている「一見非ITに見える」業界(やその会社)」を記しておけば、同じ立場の就職活動中の方・企業共に有用な気がしたのでいくつか列挙していきます。
そのときの備忘録
本題:DXを今後より一層進めように見えた「一見非ITと感じた」業界や会社例
① 出版業界
一昔前はKindleとかなかったし、マンガアプリやWebtoon、SNSもなかったので、出版でITというと促販ぐらいしかなかった??(あくまで私見です)気がするのですが、最近は例えば以下のような形でIT部門が切り離されている形もあります
※蛇足ですが、私がプログラミング学習を始めたきっかけは、体調が回復する中で再度文章の内容が頭に正確に入ってくるようになり、後半閉鎖病棟で本を読み漁り、某大手出版社のIT部門中途採用への転職を目指したのがきっかけです。(自分が罹患した精神疾患の症状に「文章が頭に入ってこなくなる」というものがありました。)
② 冠婚葬祭業界
ゼクシィなどを「婚」を想像される方もいるかもですが、それよりも需要があるのが意外にも「葬」です。(ただし、IT職も最初は研修で事業内容把握のため全体的な業務を回る可能性が高い。)
実際、自分が行った転職フェアでIT総合職(情シス+HP等の運営)を求めている企業がありました。また、遺影写真を加工するのに今はPhotoshop等のAdobeソフトを使ったりとデジタル加工をすることが多いため、デジタル画像を編集するスキルがあると以外とセールスポイントになるようでした。(Python使う場合だとPillowなど??)
③ 農業・宅配惣菜業界
工場でもFA(Factory Automation)の流れがありますが(転職フェアで伺った人事の方の話によるとC#やC+を使うことが多いイメージです。組み込み系に近い??)、コンバイン遠隔操作したりとか、ドローンで農薬蒔いたりとかする流れが自分が住む田舎でも進みつつある中で以下のような会社もあるようです。また、以下の宅配惣菜の会社はyoutubeで転職活動収集時たまたま見つけました。他にもXでIT企業の人事や広報の人を片っ端からフォローする中で似たような会社をいくつか知りました。
④ 星野リゾート
compassのLT(ライトニングトーク:企業の技術発信(&実は求人紹介の場))でホテル予約サイトなどを手がけている一休(https://www.ikyu.co.jp/recruit)
等といった会社を知る中で、「星野リゾートレベルなら自社でもあるんじゃないか??」と思って調べたらありました。
自分もそうでしたが実務未経験(厳密には、大学の情報学部やIT系の専門学校などで専門的に時間と労力をかけてプログラミングを学ばずに、社会人からプログラミングを勉強してそれを活かして就職活動する組??)は当然、同じレベルで学習を進めた場合、現役つよつよはおろか、既にスタートしている新卒にもすぐにはプログラミング単体では対抗していけません。(今もですが(-_-;)・・・) また、
生活が廃ると学習が疎かになりがちです。
そのため、実務未経験組はプログラミング学習を活かして就職するとしても個人的には、プログラミングにこだわらず、これまでの自分の職種や特技・経験などもアドバンテージとして活かせる方が良い方向につながりやすい気がしています。(ざっくりいうと、そのように方向性だけを決めキャリアを形成していくキャリアデザインの仕方を「キャリアドラフト(career draft)」というそうです。)
(実際、私は数学のある分野をやっていた・大学で(手計算ガリガリ系の)数学をやっていたというアドバンテージを活かした(つもりです・・)※現所属会社には、それに関わる解析(≒シュミレーション)のような業務をソフトやPythonで担う部署(CAE解析)があります)
各業界でIT人材(※)が求められていないか探すのに役立つかもしれないもの
※「プログラミング、いくつかのソフト、インフラ等の知識があり、それを職務に活用できる人材」とここではしておきます
①業界を特定しない転職フェアや商工会議所経由の企業説明会
ネットでは公開していない情報を人事や広報の方からもらえることが多いため。
※プログラミングスクールやネット経由だけだとどうしても「純粋な」IT企業(いわゆる「SESや受託、自社開発のいずれかに分類される」会社)の情報の影に隠れがちです。
② 四季報・業界地図
いずれも日本全国の企業や業界(ジャンルを問わない)に関する情報・今後の動向がまとめられた本(普通に本屋に売っています)※以下のようにデジタル版もあります。