この記事は「Robot Framework Advent Calendar 2017 - Qiita」の24日目の記事です。
Robot Framworkのテストケースを書いていると、この書き方で良いのかと悩むことがあります。
Lint面では、以前紹介した Robot Framework Lint
を試すのが良さそうです。
それ以外で何か良い資料がないかを探したところ、Robot Frameworkのリポジトリに How to write good test case
がありました。
robotframework/HowToWriteGoodTestCases: General guidelines for writing good test cases using Robot Framework
How to write good test case
では、Robot Frameworkのテストケースの
- Introduction
- Naming
- Documentation
- Test suite structure
- Test case structure
- User keywords
- Variables
- Avoid sleeping
について、良い書き方と悪い書き方について書かれています。
個人的に参考になった部分は
- 英語でテストケースやキーワードを書く場合は、Pascal Case & 単語の区切りは半角スペースで書く
- テストスイートには
[Document]
設定を書くが、テストケースには書かない - テストケースの書き方は、
Workflow tests
とData-driven tests
の2種類がある- Workflow testsでは、テストケースのステップ数は最大10とする
- Workflow testsでは、forループやif/elseなどのロジックがあるものはユーザキーワードに書き、テストケースには書かない
- 変数名を英語で書く場合の指針
- ローカル変数名は小文字のみで構成する
- テストスイート変数名とグローバル変数名は大文字のみで構成する
などでした1。
Robot Frameworkのテストを書く場合には良い指針となりそうです。
なお、 How to write good test case
のIntroductionでは他の参考資料として、
- Robot Framework Dos And Don'ts
- Writing Maintainable Automated Acceptance Tests
- How to Structure a Scalable And Maintainable Acceptance Test Suite - codecentric AG Blog
もあげられています。
こちらにも目を通しておくと良さそうです。
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意訳な内容なので、詳細は原文を確認してください。また、誤りがあったらご指摘ください。 ↩