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ESETのせいでEdgeのIEモードが使えない場合の回避方法

Last updated at Posted at 2024-08-13

はじめに

一部の案件で、必要に迫られてEdgeのIEモードでアクセスしているサービスがあります。
ところが、ESET Internet SecurityをインストールしたあとにIEモードに切り替えようとすると、「このページを Internet Explorer モードで開くには、管理者特権で Microsoft Edge を再インストールしてください」と表示されて、IEモードが使えなくなってしまいました。
CleanShot 2024-08-13 at 00.27.15@2x.png

指示通りにMicrosoft Edgeを再インストールしてみても、全く効果なし。
でもESETの設定を調整することで回避できましたので、メモとして残しておきます。

注意

この記事の方法で回避すると、セキュリティ保護は少し緩くなります。
それが許容できるかどうかは、各自で慎重に判断してください。
もしこれが原因で何かしらのセキュリティ事故が起きても、筆者は責任を負いません。
(そもそも論として、IEモードを使うこと自体も慎重に・・・)

設定方法

  1. 設定画面から「セキュリティツール」を選ぶ
    CleanShot 2024-08-13 at 07.46.15@2x.png

  2. デフォルトでは「すべてのブラウザーを保護」にチェックが入ってるので、外す
    CleanShot 2024-08-13 at 07.46.27@2x.png

  3. 警告が出たら「永久に無効にする」をクリック。「永久」とか物騒だけど、再度有効にすることは可能です。
    CleanShot 2024-08-13 at 07.46.41@2x.png

  4. 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」で「はい」をクリック。
    CleanShot 2024-08-13 at 07.46.52@2x.png

  5. こうなったら設定完了。最後にWindowsを再起動する
    CleanShot 2024-08-13 at 18.24.29@2x.png

これでIEモードが使えるようになるはずです。

検証環境

  • MacBook Air M3 2024 macOS 14.5
  • Parallels Desktop 19.4.1
  • Windows 11 ARM版 ビルド:22631.3880
  • ESET Internet Security 17.2.7.0

での結果です。

MacBook Pro上に構築したParallelsでもIEモードに切り替えられない現象は同じでした。
(回避方法はそこでは試してない)

ThinkPadの実機で動かしているWindows 11では、ESET入れて「すべてのブラウザーを保護」が有効な状態でもIEモードは使うことができました。
詳しくはわかりませんが、Parallels特有、もしくはARM版Windows特有の問題なのかもしれません。

ではまた!

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