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初学者によるDocker理解まとめ⑥ 〜CodeDeployとCodePipelineを使ってEC2インスタンスにdockerコンテナを自動デプロイするまで〜

Last updated at Posted at 2020-10-26

はじめに

ようやくDockerを学び始めたので自分の理解をまとめておく。

前回 => https://qiita.com/theFirstPenguin/items/bdaf0035e7b44cd33822

やったこと

  • 前回の続き
  • 前回はgithubのレポジトリをgit cloneし、updateの度にgit pull + docker-compose upしていた。
  • 上記の一連の動作をCodeDeployを使って置換する
  • CodePipelineを使って上記一連の流れを自動化する
    スクリーンショット 2020-10-26 17.09.52.png

そして今回もdockerはあまり関係ありません。。

前提

前々回の時点でEC2インスタンスを起動してdockerdocker-composeをインストールできている状態。
スクリーンショット 2020-10-26 14.05.06.png

手順

  • EC2インスタンスにCodeDeployエージェントをインストール
  • AWSCodeDeployRoleポリシーをアタッチしたIAMロールを作成し、EC2インスタンスにアタッチ
  • CodeDeployの設定
    • アプリケーションの作成
    • デプロイメントグループの作成
    • appspec.ymlApplicationStart.bashの作成
    • デプロイの作成
  • CodePipelineの設定

EC2インスタンスにCodeDeployエージェントをインストール

ここここを参照

# まずはEC2にログイン
ssh -i "ec2-key.pem" ec2-user@XXX.YYY.ZZZ.XXX

# インストール
sudo yum update
sudo yum install ruby
sudo yum install wget
cd /home/ec2-user

# ここは環境ごとにbucket-nameとregion-identifierを変更する
wget https://bucket-name.s3.region-identifier.amazonaws.com/latest/install

chmod +x ./install
sudo ./install auto
sudo service codedeploy-agent status

ちなみに、上記をインスタンス起動設定のユーザーデータに記載しておけば、AutoScallingなどのインスタンス作成時に自動的に実行される。今回は関係ないけど。

AWSCodeDeployRoleポリシーをアタッチしたIAMロールを作成し、EC2インスタンスにアタッチ

###まずはIAMコンソールからロールの作成を選択
スクリーンショット 2020-10-26 14.32.48.png

エンティティとしてEC2を選択

スクリーンショット 2020-10-26 14.33.52.png

AWSCodeDeployRoleポリシーをアタッチ

スクリーンショット 2020-10-26 14.36.52.png

適当なタグとロール名をつけて、ロールを作成

スクリーンショット 2020-10-26 14.44.15.png

EC2インスタンスに作成したロールをアタッチ

スクリーンショット 2020-10-26 15.04.28.png
スクリーンショット 2020-10-26 15.08.38.png

##CodeDeployの設定

まずはCodeDeployコンソール

スクリーンショット 2020-10-26 15.11.27.png

アプリケーションの設定

プラットフォームはEC2を選択
スクリーンショット 2020-10-26 15.13.19.png

CodeDeployのためのロールを作成

先ほどのEC2のためのロール作成と同じ手順。
スクリーンショット 2020-10-26 15.17.19.png
スクリーンショット 2020-10-26 15.18.27.png
スクリーンショット 2020-10-26 15.21.05.png

作成したアプリケーションに、デプロイグループを作成

デプロイグループ名は適当に。
サービスロールは先ほど作成したCodeDeployのためのロールをアタッチ。
スクリーンショット 2020-10-26 15.23.08.png

デプロイタイプはインプレースを選択。
環境設定はEC"インスタンスを設定。
ここでは、どのEC2にデプロイするかを判定するためにタグを使う。選択したタグをもつ全てのEC2にデプロイされる。
同時にいくつものEC2にデプロイするためには便利。

スクリーンショット 2020-10-26 15.24.48.png

デプロイ設定はデフォルトを指定。
今回はLoad balancerを使わない。

スクリーンショット 2020-10-26 15.30.06.png

##appspec.ymlApplicationStart.bashの作成
gitレポジトリと連携させてコードをデプロイするのだが、ソースコードに加え、どうやってデプロイするかを記述したファイルをgitレポジトリのルートディレクトリに保存する必要がある。そしてファイル名はappspec.ymlで固定。
具体的な書き方はこちらこちらの記事を参照させていただいた。
ありがとうございます。

appspec.yml
version: 0.0
os: linux
files:
  - source: /
    destination: /home/ec2-user/simple-docker-pjt
    runas: ec2-user
permissions:
  - object: /
    pattern: '**'
    owner: ec2-user
    group: ec2-user
hooks:
  ApplicationStart:
    - location: scripts/ApplicationStart.bash
      runas: ec2-user

また、appspec.ymlにしたがって、EC2にコードをコピーインストールした後、実際にdocker-compose upをする必要がある。
それをApplicationStart.bashに記述する。
くれぐれもdocker-compose up -d-dの部分にお気をつけください。バックグラウンドで実行しないと、永遠にデプロイが終わりません。

./scripts/ApplicationStart.bash
#!/bin/bash -e
cd /home/ec2-user/simple-docker-pjt
sudo systemctl start docker
docker-compose up -d

##デプロイの作成
アプリケーションを選択し、「デプロイの作成」、をクリック。
スクリーンショット 2020-10-26 15.35.34.png
「リビジョンタイプ」にgithubを選択し、トークン名として自分のアカウント名を記入。そして接続する。
また、接続先のレポジトリ名とデプロイしたい任意の時点のコミットIDを指定する。
スクリーンショット 2020-10-26 15.37.32.png

これでデプロイを作成すれば、問題なくデプロイできるはず。ここまで来ました。
スクリーンショット 2020-10-26 17.12.02.png

CodePipelineの設定

パイプラインを作成する

CodePipelineのコンソールから新しいパイプラインを作成する。
パイプライン名を適当に設定すると、自動でサービスロール名も設定される。
スクリーンショット 2020-10-26 17.16.52.png

ソースステージはgithub(ver.1)を選択し、自分のアカウントに接続する。
スクリーンショット 2020-10-26 17.18.54.png

レポジトリとブランチを選択する。
スクリーンショット 2020-10-26 17.21.23.png

ビルドステージは(今回はビルド不要の言語なので)スキップする
スクリーンショット 2020-10-26 17.23.29.png

デプロイプロバイダーはCodeDeployを選択し、先ほど作成したアプリケーションとデプロイグループを選択する。
スクリーンショット 2020-10-26 17.26.51.png

EC2にS3へのアクセス権限を追加する。

EC2がCodePipelineを利用するためには、S3へのアクセスが必要となる。
そのため、先ほどEC2にアタッチしたロールにAmazonS3FullAccessポリシーを追加でアタッチする。
スクリーンショット 2020-10-26 17.30.21.png

これで設定ができました。
gitにコードをpushすると自動的にEC2にデプロイされます。
スクリーンショット 2020-10-26 17.09.52.png

参考サイト

くろかわさんのyoutube。いつも参考にさせていただいております。
https://youtu.be/8mPm7jolnVk

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