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へっぽこWebエンジニアが誕生するまで(自己紹介)

Last updated at Posted at 2019-01-27

この記事について

これは私が未経験からWeb制作会社に入社するまでのプロフィールをまとめたもの。
入社してから右往左往する様についてはこちらをご覧ください。
投稿:へっぽこWebエンジニアが入社1ヵ月目を振り返る

なぜWebエンジニアに?

◆Web制作との出会い

平成1桁生まれ、NHKの平成ネット史(仮)は懐かしいというよりも、もはや黒歴史を想起させるだけのパンドラの箱と言っても過言ではないほど、ネットが身近にあった世代。
小学校~中学校当たりで、自分のホームページを持ちたいと思い、HTMLとCSSの勉強をした。インラインフレームに、読めるか読めないかぎりぎりの薄く小さい文字で文章を書き、もちろんアクセスカウンターとキリ番報告用のBBSとWeb拍手も設置した。これ以上の詳細は封印されし左目が疼き出すので割愛したい。

◆Web業界へのあこがれ

当然のことながらWeb制作への興味は、職業へのあこがれとなる。HTMLやCSSのコーディングが楽しくてしょうがなかったので、これを仕事にしたいと思った。そんなとき出会ってしまった本が「13歳のハローワーク」。本自体はもう手元にないのだが、どんな内容が書かれていたかは下記の記事がわかりやすい。
抜粋:SE/プログラマは「13歳」に夢を与えない?

目次をよく探してみると,巻末近くの「P.S. 明日のための予習 13歳が20歳になるころには」という章の中に,IT[Information Technology]という項目があり,そこでSE/プログラマが紹介されていることが分かった。“なんだ,追伸扱いかよ”と少しがっかりしながら,該当ページを読むとさらにがっかりした。(中略)
ITの章の終わりには,13歳は,ITブームとやらに乗っかってどっかの企業に雇用してもらおうといった甘い夢は見るな,というメッセージが書いてある。もっともな話だが,いささかバイアスがかかりすぎている気がする。

これを「バイアスがかかりすぎている」とも思わずに、なぜか鵜呑みにした私は、Web業界への就職をあっさりとあきらめた。Web制作は趣味で続ければいいや、と思いながらも、高校を卒業する頃にはほとんど飽きていた。

わたしの履歴書

◆学歴

Web業界へのあこがれを忘れた私は、まったく関係ない文系の学部に進学。紆余曲折あって言語学を専攻し、生成文法やらチョムスキーやらといったことを夢中で学び、大学院に行ってさらに学問の道を進もうと思っていた。
しかし、ふと気付いた。大学院でPh.Dまで取ったとして、スムーズにいっても30歳。「言語学を勉強していました」と言って、それを専門として採用してくれる職種はとても少ない。また、学部生と院生の新卒がいたとして、同じスペックなら就活で有利なのは初任給が低い学部生だ。
そんなわけで、言語学も趣味で続ければいいや、といつぞや思ったようなことをまた考え、学部新卒で就活に臨んだ。書くまでもないことかもしれないが、私は飽き性だ。

◆職歴

新卒~2015年:大手IT企業(マーケティング・企画職)

  • 偶然にもインターネットサービスに関わることになったが、特に就活中こだわりを持っていたわけではない。
  • 大手なだけあって、とにかく新卒の研修がしっかりしていたのが有り難かった。電話&メール応対から名刺交換、ExcelやPowerPointの使い方、見やすい会議資料の作り方などなど、ビジネスマナーもビジネススキルも、一般の新卒よりもかなり速いスピードでスタートダッシュをかけることができた。
  • それと同時に、当時はまだ働き方改革なんていうものはなく、深夜残業も当たり前。もともと心身ともにお豆腐だった私は、あっという間に体調を崩した。このままではいけない、と思い転職活動。

2015年~2018年:レジャー関係企業(マーケティング・企画職)

  • 自分の好きなことを仕事にしてみるのはどうだろう、と思い、レジャー関係の企業に就職。運よく企画職になれたので、新卒から培ってきたExcelやPowerPoint、マーケティング分析スキル等がそのまま生かせた。
  • 残業はほぼなかったものの、自分の好きなことだから、という理由が仇となり、知らず知らずに無理をしていたらしく、またもお豆腐メンタルが限界を迎える。転職活動をしようかとも思ったが、まずはちょっと休みが必要だ、と思いアルバイト求人を探す。

2018年:家電量販店(EC業務)

  • 週3日、近場で働ける事務職を探して、見つけた求人に応募。面接に行ってみたら、EC業務の人手が足りない、ということでWeb業界に戻ってくる形となった。
  • 商品ページを作ったり、トップページをカスタマイズしたり、メルマガを作ったり。中学生のころ、無我夢中で勉強したHTMLやCSSの知識がここに来て生きた。そして、あらためて勉強してみたいという気持ちになり、HTMLやCSS、Javascriptの教材を見始めた。
  • 10年たって様変わりしたWeb制作の世界。13歳のハローワークでは「ITブーム」と一過性のものだと評されていたが、現在でもたくさんのプログラマー/エンジニアが活躍している。EC業界が大幅に拡大し、企業はWebサイトをただ設置するだけではなく、競合他社と比べて、より魅力的なページを作り、コンバージョンを高める施策を必要としている。

2019年:Web制作会社へ

  • 「あれ?もしかして、これまで勉強したマーケティング分析の知識と、Webコーディングのスキルを合わせたら、かなり需要の高い人材になれるんじゃない?」と思った。まあ、それは事実かどうかは置いておいて、その考えのもと、私は転職サイトに登録し、未経験(独学)でも採用してくれるWeb制作会社を探し始めた。これがかなり難しく「業界経験3年」というハードルがほとんどの企業で課せられていた。
  • その中で運良く巡り合えたのが今の会社だ。履歴書でも面接でも、上記のようなビジョンを語ったところ採用してくれた。

◆その後の話

投稿:へっぽこWebエンジニアが入社1ヵ月目を振り返る

◆転職活動~現在までに活用した教材一覧

投稿:新人Webエンジニアの学習が捗るリンク集

おわりに

ポートフォリオ的なものがあれば、そのリンクを張れば良いのだろうが、未経験なので制作物もまだないため、しばらく形になりそうにないので、とりあえず自己紹介記事を作成した。Qiitaのポリシー的にはあまり良くないかもしれないが、未経験からエンジニア職へ転職を検討する人の助けには多少なればと思う。

いずれイカしたポートフォリオが出来上がったら、そちらへのリンクに差し替えます。
→鋭意制作中:https://tgsmsk.github.io/index.html

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