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マックスTips!(Did You Know? 拾い読み)-2

Last updated at Posted at 2014-04-04

Cycling'74 の公式 Tips集 "Did You Know?" から、 特に捗りそうなトピックを取り上げてみるシリーズの第二弾です。

・前回: マックスTips!(Did You Know? 拾い読み)

動作確認は Max 6 / Mac OS X でおこないました。
Windows の場合は CmdCtrl で読み替えてください。

#18. ビューを追加してパッチを拡大縮小する

Week 18:Multiple Windows
Use two windows and zoom in to look at the same patch

巨大なパッチの細かい部分を調整する時に便利な Tips。

View > New View でパッチにビュー(ウィンドウ)を追加することができます。

また Cmd + '+' Cmd + '-' での表示の拡大/縮小とあわせて活用することで、パッチの全体を見ながら細かいレイアウトを調整したり、パラメータを調整するのに使えそうです。

newview1.png

newview3.png

#19. パッチを圧縮テキストにして共有する

Week 19: Compress Patch
You can make Copy-Compressed ther default menu option.

パッチを人と共有するときに便利な方法です。

Copy CompressedNew from Clipboard コマンドにより、パッチの任意の選択箇所を圧縮テキスト化/復元することができます。

パッチを開き任意の範囲を選択して Edit >Copy Compressed
クリップボードにパッチの圧縮テキストが取り込まれます。

copycomp1.png

クリップボードの中身はこんな感じ。
copycomp2.png

File > New From Clipboard すると、圧縮形式のテキストからパッチを復元できます。

パッチ全体がテキスト変換されるのではなく、選択した範囲が変換される点に留意してください。フォーラムなどでパッチを検討する時に論点が明確にできますね。

#41. routepass : 先頭要素を落とさない [route]

WEEK 41: Routepass
Route lists without slicing off the first element.

リスト先頭要素により出力経路を分岐させる [route] オブジェクトは、幅広い局面で使えますが、オブジェクトを通過するときに先頭要素をはぎ取る仕様になっています。

したがって、リストを加工せず使い回したい場合は、従来ちょっとした工夫が必要だったのですが、Max6では先頭要素を維持しつつ経路分岐させるオブジェクトが導入されました。

[routepass] というオブジェクトで、ヘルプパッチはこんな感じです(キャプチャはMax6.0です。カケコミで追加したのか、解説文がごっそり抜けてます。なんか寂しい)。
routepass.png

#7. Max をクラッシュさせる

WEEK 7: Make Max Crash
Make Max crash-intentionally

一見、なんの用途か思いつきませんが、Max アプリケーションを故意に異常終了させることができます。

やり方は Max に crash を送るだけ。

maxcrash1.png

maxcrash2.png

動画の解説によると、パッチの異常時の挙動を確認したり、堅牢性を高めるために使うことを想定しているようです。

参考にした記事

もう、2〜3回くらい続きます。
ハッピーパッチング!

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