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プロキシ、別仮想環境がある場合の docker 使用手順

Last updated at Posted at 2018-08-17

概要

Docker のインストール自体は簡単ですが、プロキシがある環境、または別仮想環境では、いくつか注意点があります。テストした環境は、Windows 10 Pro です。

MacにおけるDockerのプロキシ設定も同じかと思われますが、プロキシのある環境でMacのDockerを試していないため、ここでは省略します。

  • Docker for Windowsの動作環境

    Windows 10 Pro、Enterprise、Windows Server 2016

  • 後に記載がありますが、VMware や VirtualBox を使用している場合には、起動時のオプションで環境を切り替える必要があります。別仮想環境がある場合も、設定変更及び再起動でどちらも 使用可能でした。(どちらを使用するかで再起動が必要です)

手順

  1. Docker インストール

    以下の場所から、Stable をダウンロードしインストールします。

    https://docs.docker.com/docker-for-windows/

  2. Hyper-V

    Docker for Windows を起動すると、Hyper-V や Container を有効にするよう指示が出るので指示に従えばインストールされます。何回かダイアログ、再起動が必要な場合があります。

  3. Kitematic

    Docker for Windows のタスクバーのアイコンを右クリックから Kitematic のメニューを選択すると ダウンロードできるので、指定の場所に配置します。

  4. プロキシ

    Docker のプロキシ設定は、タスクバーのアイコンを右クリックし、Settings からプロキシを設定できます

    • Manual proxy configuration を選択
    • WebServer(HTTP)にプロキシサーバーを指定
    • HTTPSも同じならば、Use same for both にチェックオン
    • Bypass~に除外アドレスを指定

    画像

  5. Hyper-V と仮想ツールについて

    Hyper-V とほかの仮想環境(VMware、VirtualBox)は共存可能ですが、同時には起動できません。

    • Docker を使用する場合→Hyper-V をオンにする
    • 仮想環境(VMware、VirtualBox)を使用する場合→Hyper-V をオフにする

    必要に応じて、再起動し設定を選択して起動する必要があります。

    Windows 10、Windows Server 2016 では上記 2 つを起動時に選択するための設定を bcedit コマンド で追加できます。詳細は以下をご参照ください。

    Tech TIPS:他の仮想環境を利用するために Hyper-V を一時的に無効にする - @IT

  6. Docker の動作確認

    コマンドライン、または PowerShell を起動し、以下のコマンドを実行します。

    docker run hello-world
    

    モジュールのダウンロード、実行までが行われ、Hello World が表示されれば OK です。

その他

イメージの探し方

  • Docker Hub で検索する。(基本的にここから)
  • イメージ名に / が入っていないのが Docker 社公式のイメージ
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