はじめに
Dockerを使えば手軽にRedmineをセットアップし、すぐに利用できる状態にできます。ローカル環境で使えるようにするまでを書いておきます。
前提条件:
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docker
コマンドが使用できること
コンテナのプル
Redmineの公式Dockerイメージを使用します。以下のコマンドで最新のイメージを取得します。
docker pull redmine:latest
コンテナ起動
docker run -d --name my-redmine -p 3000:3000 redmine:latest
上記のコマンドで、Dockerコンテナがバックグラウンドで実行され、ポート3000でRedmineにアクセスできるようになります。my-redmine
という名前のコンテナを作成して起動しています。
Redmineへアクセス!
ウェブブラウザを開き、 http://localhost:3000 にアクセスします。 初期状態のRedmineでは、デフォルトで管理者アカウントが設定されており、以下でログインすることができます。
ユーザー名(Username): admin
パスワード(Password): admin
ログインすると管理者アカウントのパスワード変更を求められるので任意のパスワードを設定します。管理者アカウントは、ユーザーの承認や設定の変更を行うことができます。
あとはご自由にどうぞ。
コンテナの停止
docker stop my-redmine
my-redmine
はコンテナの名前です。自分が指定した名前に置き換えてください。
次回の起動方法
コンテナを停止した後、再び起動するには以下のコマンドを使用します。
docker start my-redmine
コンテナの削除
コンテナを完全に削除する場合は、停止後に以下のコマンドを実行します。
docker rm my-redmine