Oneteamとは
株式会社Oneteamが提供しているチャットツールで、作成したトピック毎にチャットができ、トピック自身も内容を更新できるのが特徴です。(https://one-team.com/ja/)
全社導入した経緯
・Oneteam導入前は、slackとメールを運用
・slackだと議題が流れてしまう
・議論中だと、別の事柄について話したくても入りづらい場合がある
・一度流れた議題について蒸し返しづらい
・決定事項も流れてしまい、ログを読み返すハメになる
・かといって、メールで問題提起してもレスポンスが悪い
・質問をメールですると、slackで回答がくる
・連絡事項をメールで周知しても、誰もレスしない
・やっぱり双方向なやりとりはチャットが楽
特に、社外プロジェクトに参画していいて社内にいないメンバも多い状況なので、メールではレスポンスが悪く、チャットではリアルタイム性がネックになる、、、とコミュニケーションツールに悩んでいた背景からOneteamの試験導入に至ります。
どんな風にOneteamを利用しているか
Oneteamが持つ機能を見て、メールに置き換えられると感じ、
社内でやりとりするメールを全てOneteamに置き換え、社内のオフィシャルではslackは廃止することにしました。
トピック:メール本文
フォロワー:メールの宛先
グループ:メーリングリスト
とし、メール+チャットの位置づけで導入してみることにしました。
(メール本文にチャット欄があるイメージ)
導入にあたり、この場合はslack、その場合はOneteam、こっちはメール、、、と条件分岐を増やせば増やすほど、障壁が厚くなってしまいます。
なので、シンプルに今まで社内でメールでやりとりしていたものは、メールの代わりにトピックを起票する、
チャットでやりとりしていたのものはOneteamにチャット専用トピックを作成して運用する、としました。
文章では伝わりづらいので、以下、少し画像を交えて説明します。
社内ではメール作成とトピック作成を以下のように置き換えています。
良かったこと
・リモートでの議論、情報連携が活発になった
⇒トピックの作成自体、メール送信よりも気軽にできる
例)最初はフォロワ(メールだとあて先)を少なめに、トピック作成しても、必要に応じて後からフォロワを追加すればすぐに情報連携できる
メール転送の必要なく、状況に応じてトピックの関係者を追加、コメント(チャット)でフォローできる
⇒トピック内容に対するつっこみ(返信)がしやすい
内容に対する意見をチャットで返せるのでカジュアルお手軽
⇒トピック+コメントなので、議論がぶれない、流れない
・周知事項や、依頼事項の漏れがなくなった
⇒既読機能のおかげ
悪かったこと
・機能不足な面がある
⇒サブジェクトを工夫して運用しているものの、トピックの整理がしきれない
(トピックのステータス管理機能や、検索機能が向上するといいなぁ)
⇒ユーザ管理機能不足
MLのように、AグループにBグループを追加できない
AグループにBグループを追加したければ、Bグループのメンバ全員を個別にAグループに登録する必要がある
。。。等々
・なんか通知いっぱい来て心が休まらない
⇒これはslackでも一緒か。。
プッシュ通知切るなりする割り切りがあれば解決?
機能不足は、導入当初から比べると雲泥の差ではあるので、今後の機能拡張によって徐々に解消されていくと思われます。
あとは、webhookやbotを見ると技術者はslackの方が面白いんだろうなーと思います。
なので、プロジェクトや個々の社員同士でslackを利用するのは特に禁止されてないです。
今回のOneteam導入は、あくまでも全社で利用するコミュニケーションツールの位置づけとしています。